Railway/Reference/Errors
405 Method Not Allowed
「405 Method Not Allowed」エラーのトラブルシューティングと修正方法を学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也（X / Twitter）405 Method Not Allowed
「405 Method Not Allowed」エラーは、クライアントがリクエストしたHTTPメソッド（例: GET, POST, PUT）が、リクエストされたリソースで許可されていないことを示します。
このエラーの意味
サーバーはリクエストを理解しましたが、そのリソースに対してその特定のHTTPメソッドをサポートしていないため、リクエストを処理できません。
このエラーが発生する原因
- ルーティングの設定ミス: アプリケーションのルーティングが、特定のエンドポイントに対して特定のHTTPメソッドを処理するように設定されていない可能性があります。例えば、
POSTリクエストを受け取るべきエンドポイントが、GETリクエストのみを許可するように設定されている場合などです。 - フレームワークの制約: 使用しているWebフレームワークが、特定のルートに対して許可されるメソッドを制限している場合があります。
- サーバーまたはプロキシの設定: Webサーバー（Nginxなど）やプロキシが、特定のメソッドをブロックするように設定されている可能性があります。
解決策
- ルーティングの確認: アプリケーションのコードを確認し、エラーが発生しているエンドポイントのルーティング設定が正しいかを確認してください。許可すべきHTTPメソッドがすべて定義されていることを確認します。
- フォームのメソッド属性: HTMLフォームからリクエストを送信している場合は、
<form>タグのmethod属性が正しい値（例:method="POST"）に設定されていることを確認してください。 - CORSの設定: クロスオリジンリクエストを行っている場合は、サーバー側のCORS（Cross-Origin Resource Sharing）設定が、許可するメソッド（
Access-Control-Allow-Methods）に問題のメソッドを含んでいるかを確認してください。
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