Railway/Reference
TCPプロキシ
RailwayでTCPプロキシを作成して、サービスにTCPトラフィックをプロキシする方法を学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)TCPプロキシ
RailwayのTCPプロキシ機能を使用すると、HTTP以外のTCPベースのトラフィックをサービスに安全にルーティングできます。
仕組み
サービスに対してTCPプロキシを有効にすると、Railwayはパブリックなホスト名とポート番号をプロビジョニングします。外部のクライアントはこのホストとポートに接続でき、Railwayはそのトラフィックをサービスの指定されたプライベートポートに転送します。
これにより、データベースクライアント、SSH、またはその他のTCPベースのプロトコルを使用して、プライベートネットワーク内にあるサービスに外部から安全に接続できます。
ユースケース
- データベースへの外部アクセス: ローカルマシンや外部の分析ツールから、Railway上のデータベース(PostgreSQL, MySQL, Redisなど)に直接接続する。
- SSHアクセス: デバッグや管理のために、実行中のサービスコンテナにSSHで接続する。
- カスタムTCPプロトコル: ゲームサーバーやIoTデバイスなど、カスタムTCPプロトコルを使用するアプリケーションをホストする。
サポート
- ポートの指定: TCPプロキシを作成する際に、公開するパブリックポートと、サービスがリッスンしている内部ポートの両方を指定する必要があります。
- ネットワーク出力: TCPプロキシを介したトラフィックには、標準のネットワーク出力料金が適用されます。
TCPプロキシの設定や使用に関するご質問は、ドキュメントを参照するか、サポートにお問い合わせください。
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