Railway/Reference
Webhook
RailwayのWebhookについて学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)Webhook
RailwayのWebhookを使用すると、プロジェクトで発生したイベントに関するリアルタイムの通知を、指定したURLに送信できます。これにより、CI/CDパイプラインとの連携、カスタム通知システムの構築、またはその他の自動化ワークフローのトリガーが可能になります。
プロジェクトWebhookの設定
プロジェクトの「Settings」タブにある「Webhooks」セクションで、WebhookのエンドポイントURLを設定できます。
設定が完了すると、以下のイベントが発生した際に、RailwayはそのURLにPOSTリクエストでJSONペイロードを送信します。
デプロイメントステータス
- デプロイメントの開始、成功、失敗、ロールバックなどのステータス変更。
ボリューム使用量アラート
- 永続ボリュームの使用量が、設定したしきい値を超えた場合のアラート。
Muxers: プロバイダー固有のWebhook
Railwayは、SlackやDiscordなどの一般的なサービスに対して、ペイロードをそのサービスに適した形式に自動的に変換する「Muxer」機能を提供しています。
Webhook URLとしてSlackまたはDiscordのWebhook URLを指定するだけで、Railwayは通知を人間が読みやすい形式で送信します。これにより、カスタムの変換レイヤーを自分で作成する必要がなくなります。
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