Railway/Reference
プライベートネットワーキング
Railwayのプライベートネットワーキングについてすべて学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)プライベートネットワーキング
Railwayのプライベートネットワーキング機能により、プロジェクト内のサービスは、パブリックインターネットに公開されることなく、安全なプライベートネットワークを介して相互に通信できます。
仕組み
各Railwayプロジェクトには、独自のプライベートネットワークが自動的にプロビジョニングされます。プロジェクト内のサービスは、<service-name>.railway.internal
という形式の内部DNS名を取得し、この名前を使用して相互に通信できます。
このネットワークはIPv6ベースであり、サービスがプライベートネットワーク上でリクエストを受け付けるには、IPv6アドレス(::
)でリッスンするように設定する必要があります。
内部DNS
Railwayは、プロジェクト内のサービスのために内部DNSを管理します。これにより、IPアドレスをハードコーディングすることなく、サービス名で簡単に他のサービスに接続できます。
注意点
- プロジェクト間の通信: プライベートネットワークはプロジェクトごとに分離されています。異なるプロジェクトのサービス間でプライベートに通信することはできません。
- ビルド中の利用不可: プライベートネットワークは、実行中のサービスでのみ利用可能です。ビルドプロセス中にプライベートネットワーク経由で他のサービスにアクセスすることはできません。
- クライアントサイドからのアクセス不可: ブラウザなどのクライアントサイドアプリケーションから、プライベートネットワーク上のサービスに直接アクセスすることはできません。
サポート
プライベートネットワーキングの設定やトラブルシューティングに関するご質問は、ドキュメントを参照するか、サポートチームにお問い合わせください。
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