AIイノベーションズ
Railway/Reference

変数

変数は、Railwayのサービス間で設定とシークレットを管理するための強力な方法を提供します。

著者: AIイノベーションズ 阿部隼也X / Twitter

Railwayはこちら

変数

Railwayの変数は、APIキー、データベースURL、その他の設定値など、アプリケーションの構成情報を管理するための安全で柔軟な方法です。

仕組み

変数は、ビルド時と実行時の両方で、環境変数としてサービスに注入されます。これにより、コードを変更することなく、アプリケーションの動作を簡単に変更できます。

テンプレート構文

Railwayは、他の変数を参照したり、動的な値を生成したりするためのテンプレート構文をサポートしています。例: ${{ service.VARIABLE }}

変数の種類

サービス変数

特定のサービスにのみスコープされる変数。

共有変数

同じプロジェクト内の複数のサービスで共有できる変数。DRY原則(Don't Repeat Yourself)に従うのに役立ちます。

参照変数

他の変数(サービス変数、共有変数、またはRailway提供の変数)の値を参照して定義される変数。

シールされた変数

セキュリティを強化するため、一度設定すると値を見ることができなくなる変数。機密性の高い情報に最適です。

変数関数

randomなどの組み込み関数を使用して、デプロイ時に動的な値を生成します。

Railway提供の変数

RAILWAY_PUBLIC_DOMAINRAILWAY_GIT_COMMIT_SHAなど、Railwayが自動的に提供する便利な変数。

Git変数

デプロイメントのトリガーとなったGitコミットに関する情報を提供します。

ユーザー提供の設定変数

ユーザーが定義するカスタム変数。

サポート

変数は、UIの「Variables」タブ、またはRailway CLIのrailway variablesコマンドを使用して管理できます。

Dockerfiles

Dockerfile内で変数を使用するには、ARG命令を使用して明示的に宣言する必要があります。

Railwayはこちら

PR