Railway/Guides
ボリュームの使用
Railwayのボリュームを使用して、データを安全かつ永続的に保存する方法を学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)ボリュームの使用
ボリュームは、Railway上のサービスで永続的なデータを維持できる機能です。
ボリュームの作成
サービスの「ボリューム」タブに移動し、「ボリュームの追加」をクリックすることで、サービスにボリュームをアタッチできます。
ボリュームを作成するには、マウントパスを指定する必要があります。これは、ボリュームがマウントされるサービス内の絶対パスです。
ボリュームの使用
ボリュームがサービスにマウントされると、指定されたマウントパスで利用できるようになります。
相対パス
マウントパスに相対パスを使用することはサポートされていません。
提供される変数
ボリュームがサービスにアタッチされると、次の環境変数がサービスで利用可能になります。
RAILWAY_VOLUME_NAME
- アタッチされたボリュームの名前。例:foobarRAILWAY_VOLUME_MOUNT_PATH
- アタッチされたボリュームのマウントパス。例:/data
ボリュームの拡大
サービスの「ボリューム」タブに移動し、「ボリュームの拡大」をクリックすることで、ボリュームを拡大できます。
ボリュームを拡大すると、サービスの再起動がトリガーされ、ダウンタイムが発生する可能性があります。
バックアップ
ボリュームを持つサービスは、手動および自動バックアップをサポートしています。バックアップについては、バックアップリファレンスガイドで説明しています。
ボリュームの可用性
ボリュームは、サービスがデプロイされているのと同じリージョンでプロビジョニングされます。
アクセス許可
デフォルトではルートとして実行されないDockerイメージは、アタッチされたボリューム内で操作を実行するときに権限の問題が発生します。これに影響を受ける場合は、サービスに RAILWAY_RUN_UID=0
環境変数を設定できます。
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