Railway/Guides
Database サービスを利用する
Railway におけるデータベースサービスの仕組みとテンプレートの概要を日本語で解説します。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)Database サービスを利用する
Railway のプラットフォームは高い柔軟性を備えており、アプリケーションに必要なあらゆるデータベースサービスを構築できます。本記事では、Volumes と TCP Proxy といった主要機能、公式テンプレート、およびマーケットプレイスの活用方法を紹介します。
重要な機能 (Feature Highlights)
Essential Features | 説明 |
---|---|
Volumes | コンテナ再構築後もデータを保持するための永続ストレージ。 |
TCP Proxy | プライベートネットワーク外からデータベースにアクセスするためのプロキシ機能。 |
Database Templates | PostgreSQL / MySQL / MongoDB / Redis など主要データベースをワンクリックで導入できる公式テンプレート。 |
Database サービスの基本構造
1. Services
Railway の Service は Docker イメージまたはリポジトリからデプロイされるコンテナです。環境変数で挙動を制御できます。
2. Volumes
デプロイを繰り返してもデータを失わないよう、データベースサービスには Volume をアタッチするのが一般的です。
3. TCP Proxy
プロジェクト外部からデータベースへ接続する場合は TCP Proxy を有効化し、公開 TCP ポート経由でアクセスします。
データベーステンプレート
Railway 公式テンプレート
以下の主要データベースは、Railway が公式テンプレートを提供しています。テンプレートには便利な Database View も付属します。
- PostgreSQL
- MySQL
- MongoDB
- Redis
各テンプレートの詳細な使い方は、ガイドの個別ページを参照してください。
Template Marketplace
コミュニティやサードパーティによる多彩なテンプレートもマーケットプレイスで入手可能です。例:
- Minio
- ClickHouse
- Dragonfly
- Chroma
サポートと次のステップ
データベースの利用を始めるには、左サイドバーの Databases ガイドセクションを順番に読んでみてください。各種データベースのデプロイ方法、接続方法、バックアップ、監視などを学べます。
まとめ
Railway の Database サービスは、Volumes と TCP Proxy、豊富なテンプレートによって簡単かつ柔軟に運用できます。これらを活用し、アプリケーションに最適なデータストアを構築しましょう。
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