Database View を使う
Railway の Database Management Interface(Database View)の機能と使い方を日本語で解説します。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)Database View を使う
Railway が提供する 4 種類のワンクリックデータベーステンプレート(PostgreSQL / MySQL / MongoDB / Redis)には、Database Management Interface と呼ばれる GUI が組み込まれています。これにより、Railway から離れることなくテーブルやドキュメントの閲覧・編集、テーブル作成などの一般的な操作を実行できます。
SQL インターフェース
Table View
PostgreSQL と MySQL サービスでは、インターフェースを開くとインスタンス内のテーブル一覧が初期表示されます。これが Table View です。
- Shift キーを押しながら複数テーブルをクリックすると、まとめて削除などの追加オプションが表示されます。
テーブルを作成する
Table View 右下の Create Table ボタンをクリックすると、テーブル作成用フォームに遷移します。各列ごとに以下の項目を入力して追加します。
項目 | 説明 |
---|---|
name | 列名 |
type | データ型 |
default_value | デフォルト値 |
constraints | 制約 (PRIMARY KEY など) |
使用可能な型や制約はデータベース種別によって異なります。
エントリーを閲覧・編集する
テーブル名をクリックすると Entries View に切り替わります。既存エントリーを選択するとインライン編集ができ、新規エントリーを追加するボタンも用意されています。
SQL カラムを追加する
Entries View で Add Column を選択すると、新しいカラム追加用モーダルが開きます。必要なプロパティを入力し保存すると、カラムが即時追加されます。
NoSQL インターフェース
構造化されていないデータベースでも、Railway は GUI からデータを追加・編集できるインターフェースを提供しています。
Redis View
Redis サービスでは、データベース内に存在するキーが一覧表示されます。値の閲覧・更新・削除といった基本操作を GUI から実行可能です。
MongoDB Document View
MongoDB サービスでは Collections View が表示され、ドキュメントコレクションの一覧を確認できます。コレクションの追加や、各ドキュメントの追加/編集にも対応しています。
MongoDB データベースを追加する
Collections View 上部のドロップダウン横にある プラスアイコン をクリックすると、新しいデータベースを作成できます。
まとめ
Database View を活用することで、ターミナルや外部ツールを開くことなく Railway だけでデータの確認・編集が完結します。GUI 操作が得意なチームメンバーやクライアントにとっても扱いやすいため、開発・運用の効率化にぜひ取り入れてみてください。
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