Railway/Guides
テンプレートをデプロイする
Railway のテンプレートを使用して、事前設定済みのプロジェクトを数クリックでデプロイする方法を解説します。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)テンプレートをデプロイする
Railway のテンプレートを利用すると、インフラ設定済みのプロジェクトをワンクリックで立ち上げられます。この記事ではテンプレートマーケットプレイスからのデプロイ手順と、デプロイ後のリポジトリの扱い(Eject)について説明します。
テンプレートデプロイの流れ
- ダッシュボードで New Project → Deploy a template を選択
- マーケットプレイスから目的のテンプレートを検索し Deploy Now をクリック
- 変数入力が必要な場合は入力して Deploy
- デプロイ完了後、新規プロジェクトが作成されテンプレートに定義されたサービスが展開される
既存プロジェクトにテンプレートを追加したい場合は、Canvas で + New → Template を選択します。
テンプレートリポジトリからの Eject
2024 年 3 月以降、テンプレートはデフォルトで テンプレートの GitHub リポジトリに紐付いたまま デプロイされます。そのままでも動作しますが、独自に修正したい場合はリポジトリを自分のアカウントへコピー(Eject)できます。
手順
- 対象サービスの Settings → Source → Upstream Repo を開く
- Eject ボタンをクリック
- コピー先の GitHub Organization を選択
- Eject service で完了
アップデート可能なテンプレート
テンプレートが GitHub リポジトリを元にしている場合、Railway はプロジェクト閲覧時に upstream の更新をチェックします。更新があれば、デプロイ先リポジトリに PR を自動生成し、テスト環境で試せるようにします。
マージすると本番へ自動デプロイされます。
Docker イメージベースのテンプレートではこの機能は利用できません。
まとめ
テンプレートを使えば、複雑なサービス構成も数クリックでデプロイできます。独自のテンプレートを公開してコミュニティに貢献することも可能です。ぜひマーケットプレイスを活用してみてください。
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