Railway/Maturity
インシデント管理
Railway がどのようにインシデント管理を行っているかについて学びます。
著者: AIイノベーションズ 阿部隼也(X / Twitter)インシデント管理
Railway は、プラットフォームの安定性と信頼性を維持するために、体系的なインシデント管理プロセスを導入しています。このガイドでは、インシデントの検知から解決、そして事後レビューまでの流れを説明します。
はじめに
インシデントとは、サービスの品質を低下させる、または中断させる予期せぬイベントです。私たちの目標は、インシデントの影響を最小限に抑え、迅速にサービスを復旧し、再発を防止することです。
モニタリングと報告
当社のシステムは、24時間365日、自動化されたモニタリングツールによって監視されています。異常なメトリクス、エラー率の上昇、またはサービスの応答不能が検知されると、自動的にオンコールエンジニアにアラートが送信されます。
また、ユーザーはダッシュボードを通じて、またはサポートチャネルを通じて問題を報告することができます。
ステータスページと稼働時間
インシデントが発生した場合、当社は status.railway.app でリアルタイムの情報を提供します。ステータスページでは、現在のインシデントの状況、影響範囲、および解決に向けた進捗を確認できます。
過去の稼働時間やインシデント履歴もステータスページで公開されています。
インシデントの深刻度
インシデントは、その影響範囲と緊急性に基づいて深刻度レベルが割り当てられます。
- SEV 1 (重大): プラットフォームの主要機能が広範囲にわたって利用不能な状態。
- SEV 2 (深刻): プラットフォームの重要機能が一部のユーザーに対して利用不能、またはパフォーマンスが大幅に低下している状態。
- SEV 3 (中程度): プラットフォームの非重要機能が影響を受けている、または軽微なパフォーマンスの問題が発生している状態。
責任ある開示
セキュリティ脆弱性を発見された場合は、責任ある開示プログラムを通じてご報告いただくようお願いいたします。詳細は当社のセキュリティポリシーをご参照ください。
私たちは、透明性を重視し、インシデントから学び、継続的にプラットフォームを改善することをお約束します。
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