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モノレポをRailwayにデプロイする

Railwayにモノレポをデプロイする方法を学びます。

著者: AIイノベーションズ 阿部隼也X / Twitter

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モノレポをRailwayにデプロイする

このチュートリアルでは、複数のアプリケーションやサービスを単一のリポジトリで管理するモノレポをRailwayにデプロイする方法を説明します。

モノレポとは?

モノレポは、複数のプロジェクトのコードを単一のリポジトリに格納するソフトウェア開発戦略です。これにより、コードの共有、依存関係の管理、および大規模なリファクタリングが容易になります。

このチュートリアルについて

このチュートリアルでは、フロントエンド、バックエンドAPI、および共有ライブラリを含む一般的なモノレポ構造をRailwayにデプロイする手順を説明します。

1. 新しい空のプロジェクトを作成する

Railwayで新しいプロジェクトを開始します。

2. プロジェクトのセットアップ

モノレポのルートディレクトリと、各アプリケーションのディレクトリ構造を準備します。

3. サービスの作成

モノレポ内の各アプリケーション(フロントエンド、バックエンドなど)に対して、Railwayで個別のサービスを作成します。

4. ディレクトリのセットアップ

各Railwayサービスの設定で、「Root Directory」を指定します。これにより、Railwayはビルド時にその特定のサブディレクトリのみを参照するようになります。

5. リポジトリの接続

モノレポのGitHubリポジトリを、作成した各Railwayサービスに接続します。

6. ドメインのセットアップ

フロントエンドサービスなど、公開が必要なサービスにパブリックドメインを割り当てます。

7. 変数のセットアップ

各サービスに必要な環境変数を設定します。例えば、フロントエンドサービスにはバックエンドAPIのURLを、バックエンドサービスにはデータベースの接続文字列などを設定します。サービス間の通信には、プライベートネットワーキングと参照変数を利用すると便利です。

結論

これらの手順に従うことで、モノレポ内の各アプリケーションを独立したサービスとしてRailwayにデプロイし、管理することができます。Railwayのルートディレクトリ設定と環境変数の機能を活用することで、モノレポのデプロイが簡素化されます。

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