SlidoのMultiple Roomsとは?部屋の設定とWebexの注意点
SlidoのMultiple Roomsは、1つのslido内に部屋を作り、並行セッションごとに投票とQ&Aを分ける機能です。部屋を分けてもイベント設定は共通なので、参加者への案内方法も踏まえて構成を決めます。
部屋ごとに分かれる回答と共通の設定

参加者は有効な部屋を選び、投票や質問をその部屋に投稿します。たとえば並行する分科会を部屋に分ければ、各セッションの質問と回答を別々に扱えます。
一方、イベントのSettingsは全室共通で、Q&Aのモデレーションもすべての部屋に適用されます。投票は別の部屋へ複製できるため、同じ設問で回答を比べるか、セッション別の設問にするかを先に決めます。
部屋を作成し、有効状態を整える

ホスト画面のSettingsからMultiple roomsを開き、部屋を追加して名前を付け、保存します。参加者に表示する部屋だけを有効にし、開催順やセッション名に合わせて並べると、選択先が分かりやすくなります。

一時的に隠すだけなら、部屋を削除せず無効にします。削除するとその部屋の投票回答や質問も消えるため、データを残したい場合は有効状態を切り替えます。
部屋名には「午前講演」「分科会A」のように、参加者が行き先を判断しやすい名前を付けます。部屋ごとの設定は分けられないため、モデレーションなどを異なる条件で運用する必要があれば、イベント自体を分ける方法を検討します。
共通QRと部屋別リンクで参加者を案内する

複数の部屋で共通QRを使うと、参加者は入口から有効な部屋を選べます。セッションを移動する参加者には共通QRを案内し、部屋を固定して参加してほしい場合は、その部屋のParticipant modeリンクを個別に案内します。
部屋別のParticipant mode URLは公式ヘルプで案内されていますが、古いURL変換手順を現行の取得方法として当てにせず、実際に参加者として開いて対象の部屋に入れるかを試してから配布します。Slido標準では部屋別QRを生成できないため、部屋別QRが必要な場合は対象のParticipant modeリンクをもとに作り、読み取り先をテストします。
Webexでの表示とブレイクアウトルームの制限
Webexで使う場合は、契約プランや管理者側の設定など、Slido in Webexの利用条件を事前に確認します。Multiple Roomsの案内は有料Webexプランを対象としており、Webex側でSlidoが有効になっていることも必要です。
slido.com側で有効にした部屋だけがWebexのSlidoサイドバーに表示されます。複数の部屋が有効なら投票開始後に参加者が選択し、1部屋だけが有効なら部屋選択欄は表示されません。
Webexのブレイクアウトルーム内ではSlidoはサポートされず、Multiple Roomsがブレイクアウトルームと自動連動するわけでもありません。Webexの会議本体で部屋を切り替える運用と、ブレイクアウトを使う運用は分けて案内します。
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