Slidoのアクセシビリティを確認する方法!導入前に見るべき項目
Slidoのアクセシビリティを調べるときは、参加者が支援技術を使って行う操作を決め、公式資料の評価範囲と実際の画面を照らし合わせます。VPAT(製品のアクセシビリティ適合性をまとめた評価書)は判断材料の一つで、利用者ごとの環境で問題なく操作できることを保証するものではありません。
参加者に必要な操作を先に洗い出す

参加コードの入力、質問の投稿、投票、結果の確認など、参加者に必要な操作を順に並べます。キーボードだけで使うのか、VoiceOverなどのスクリーンリーダーを使うのかも決めると、試す画面と端末を具体化できます。
Slido公式ヘルプで支援技術とキーボード操作を確認する
Slido公式のアクセシビリティ案内は、Mac・iPhone・iPadのVoiceOverや、Chromeのスクリーンリーダー拡張を例にしています。デスクトップやノートPCではTab/Shift+Tabで項目を移動し、Space/Enterや矢印・数字キーで操作する案内もあります。
この説明は確認の手掛かりで、すべての画面・機能・端末の組み合わせが完全に操作できるという保証ではありません。対象の動線が参加、投票、質問投稿なら、それぞれでフォーカス位置や操作後の状態が伝わるかを試します。

2026年6月版VPATは評価対象を分けて読む

Ciscoの2026年6月版Slido Web Application VPATは2026年6月24日付のVPAT 2.4で、ブラウザー版のSlido Web Applicationを評価対象としています。評価環境はWindows 11、JAWS v2025、Microsoftのアクセシビリティ設定、標準キーボードです。
Web Application表では、コントラスト、リフロー、キーボード操作、フォーカス順序・表示、状態メッセージなどの項目が「Supports」とされています。事前収録動画の音声解説に関する1.2.3と1.2.5は「Not Applicable」で、非対応という評価ではありません。
同じVPATのDocumentation表は製品本体とは別の評価対象なので、そこにある「Partially Supports」や「Does Not Support」をWeb Applicationの状態に読み替えないようにします。Section 508の機能別評価では認知・言語・学習面が「Partially Supports」で、501.1 Scopeにも同じ評価があるため、全面対応や完全準拠とは言えません。
実際の端末で参加から結果確認まで試す

本番と同じ参加方法を使い、参加者がイベントに入り、質問や投票を行い、結果を確認するところまで一度通します。キーボードや支援技術を使う人には普段の端末・ブラウザーで試してもらい、必要に応じて主催者側の開始・結果表示も合わせて確認します。
記録には、OS、ブラウザー、支援技術、操作した機能、つまずいた画面とその結果を残します。たとえば「投票後の結果が読み上げられない」のように具体化すると、導入前に必要な補助や進行上の工夫を関係者と相談しやすくなります。
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