
MentimeterのPowerPointアドインが動かないときの確認順
MentimeterのPowerPointアドインが動かないときは、画面に何が起きているかで最初に試すことが変わります。アドインが見つからないのか、挿入後に空白になるのか、発表中にMentiを読み込めないのかを見分けましょう。
ここで扱うのは、Menti LiveのスライドをPowerPointに表示するアドインです。症状に合う手順を試し、必要に応じてPowerPointの環境や組織の配布設定を確認します。
まず症状を「見つからない・空白・発表中のエラー」に分ける

アドインを追加する場所に表示されないなら、PowerPointの対応版や、組織がOffice Storeの利用を許可しているかを確認します。挿入した枠が空白なら、PowerPointアプリのMicrosoftアカウントへの再ログインが公式FAQの案内です。
一方、スライドショー中に「We couldn't load the Menti slide」と表示された場合は、ショーを終了し、対象のMentiスライドを選んでから再開します。症状を分けておくと、試す手順を選びやすくなります。
アドインが見つからないときは対応版と配布を確認する

アドインはMentimeterの全プランで利用できますが、PowerPoint側にも条件があります。Office 365アカウントとデスクトップ版PowerPointが必要で、対象はMenti Liveです。
PowerPointの最低バージョンは、Windowsが2111(Build 14701.20060)、Macが16.55です。WindowsではWebView2も正しくインストールされている必要があります。
PowerPoint Online、PowerPoint Live、iPad版、Windowsの永続ライセンス版はアドインの対象外です。版が条件を満たしているかは、動作要件の公式ガイドで確認できます。
組織がOffice 365 Storeを制限している場合は、社内のIT管理者に相談します。管理者はMicrosoft 365 Admin Centerの「Settings」から「Integrated apps」を開き、利用者やグループにアドインを配布できます。
配布後にPowerPointへ表示されるまで、最大24時間かかる場合があります。表示されないときは、管理者に配布先とPowerPointの対応版をあわせて確認してもらいましょう。
挿入した枠が空白ならMicrosoftアカウントで再ログインする
スライドに挿入したアドインのページが空白になる場合、公式FAQはPowerPointアプリでMicrosoftアカウントからサインアウトし、再びログインするよう案内しています。
ここで再ログインするのはPowerPointのMicrosoftアカウントです。再ログイン後も表示されなければ、PowerPointのバージョンが対応条件を満たしているかを見直します。
スライドショー中にMentiが読めなければ対象スライドから再開する
スライドショー中に「We couldn't load the Menti slide」が出たら、いったんスライドショーを終了します。PowerPointで対象のMentiスライドを選択してから、スライドショーを再開してください。
Mentiのスライドを読み込み、投票を受け取るには発表中もインターネット接続が必要です。読み込みが続かないときは、発表端末の接続状況も確認しましょう。
一般の不調はファイルを保全してから再挿入を試す

デスクトップ版PowerPointでアドインが思うように動かない場合、公式FAQにはログアウトして再挿入する手順があります。対象のPowerPointスライドを削除するため、作業前に元ファイルを複製し、保管しておくことをおすすめします。
複製したファイルで試す場合は、まずMentimeterアドインからログアウトします。続いて、アドインを含むPowerPointスライドを削除してください。
スライドを追加し直してMentimeterアドインを再挿入し、アドインからMentimeterにログインします。その後、使うMentiをもう一度選びます。
これでも解決しない場合、公式FAQは、アドインを含むスライドを除いたプレゼンテーションを複製し、複製上でスライドとアドインを組み直す次の手順を案内しています。最初に取る元ファイルのコピーは、削除を伴う作業に備えるための助言です。
OneDrive上のファイルと別発表者の権限も見直す
OneDriveやSharePoint上のPowerPointファイルでアドインを読み込めない場合は、ファイルが端末に完全に保存されているかを確認します。ファイルが一覧に見えていても、オンラインのみの場合があります。
WindowsのエクスプローラーまたはMacのFinderで対象ファイルを探し、右クリックして「Always keep on this device」を選びます。ダウンロードと同期が完了してから、アドインを再び試してください。
別の人が同じPowerPointファイルを使って発表する場合、その人がアドインにログインするMentimeterアカウントにも、元のMentiへの編集権限が必要です。PowerPointファイルを渡すだけでは、Mentiを発表できません。
Pro・Enterpriseでは、元のMentiに発表者を編集者として招待できます。招待を受ける人も、Pro・Enterpriseの有料ライセンスが必要です。
Free・Basicでは、相手がMentiを自分のアカウントへコピーし、PowerPointでそのコピーを選び直す方法が案内されています。別のMentiに切り替えると、それまで挿入した元のMentiのスライドは削除されるため、必要なスライドを追加し直します。
コピーされるのはスライドで、元のMentiに集まった結果はコピーされません。詳しい条件はアドインでの共同発表に関する公式ガイドで確認できます。
解決しないときは版・症状・エラーを揃えて相談する
ここまで試しても改善しなければ、PowerPointのOS、バージョンとBuild、症状が起きる場面、表示されたエラー文を整理します。組織によるアドイン配布、ファイルの同期、通信の確認状況も添えて、IT担当者またはMentimeterサポートへ相談してください。
なお、PowerPointアドインで発表するときはMentimeterのホットキーを使えません。結果や参加案内の表示には、スライド上の操作を使います。
症状別の手順や最新の条件は、PowerPointアドインの公式FAQでも確認できます。
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