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Slido参加者向けSSOを設定する前の確認事項

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
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SlidoのParticipant SSOは、イベント参加者のログインをGoogle、Webex、またはSAML対応のIdPに結び付ける機能です。誰に認証を求めるかを決める際は、主催者のログイン方式や投稿の匿名表示と分けて考えます。

参加者SSOの対象と導入条件

Participant SSOは、参加者がイベントへ入る際の認証を扱います。主催者や管理者がSlidoへログインするMember SSOとは対象が異なり、Member SSOを設定しただけでは参加者の認証条件は変わりません。

利用できる方式はGoogle SSO、Webex SSO、SAML v2対応IdPです。参加者が社内アカウントだけを使うのか、顧客や一般参加者も含むのかによって、許可するドメインや認証方法を選びます。

プランの記載は公式資料間で差があり、2025年の詳細ガイドは年額Enterprise、Webex、InstitutionとPremium単発を挙げる一方、古い概要は年額Webexを記載していません。Webex契約で利用できるかは一律に断定せず、契約内容と管理画面で判断します。

認証方法を選んで組織のPrivacyに設定する

Google・Webex・SAMLの三経路が参加ゲートへ集まる図

設定手順はSlidoのParticipant SSO設定ガイドで確認できます。Organization settingsのPrivacyでSlidosをProtectedにします。GoogleまたはWebexでは会社のドメインを指定し、SAMLではIdPのメタデータXMLを登録します。

SAMLを使う場合、NameIDはメールアドレス形式である必要があります。権限資料にはXML登録をowner/admin向けとする記述と、SSO設定をownerのみとする記述があるため、実際に操作できる担当者は組織の管理画面で決めます。

新規・既存イベントとロックの範囲を分ける

組織の既定設定、イベント単位の上書き、ロックの階層図

組織でParticipant SSOを有効にすると、新しく作成するSlidoの既定の参加条件になります。SAMLの設定には既存Slidoへ適用する選択肢もありますが、適用後もLock settingsを使わなければ、主催者がイベント単位でSSOを外せます。

全イベントで認証を必須にする場合はLock settingsを有効にします。ロック後は主催者が個別イベントだけSSOを解除できないため、社外参加者を含むイベントがあるなら、例外を主催者に任せるか、全体ロックを見送るかを先に決めます。

Slidoの参加者向けSAML SSO設定を既存イベントへ適用する画面例。
Slido公式ヘルプの画面例。参加者SSO設定の既存イベントへの適用(2026年10月8日撮影)。

外部参加者と匿名投稿をテストする

認証状態と投稿時の表示名を分けた二層図

SlidoにはSSO専用のsandboxがありません。テスト用Slidoを作り、同僚に参加者として認証から入室まで試してもらえば、ドメイン指定やSAML設定が想定した人を通すか、全体ロック前に確かめられます。

SSOは参加時の本人認証に使い、質問や投票を匿名で表示するかどうかは、別の参加者プライバシー設定で決まります。参加者には使うアカウントと投稿の表示方法を分けて伝えると、ログイン後の匿名性を誤解されにくくなります。

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