Slidoメンバー向けSAML SSOを安全に展開する手順
Member SSOは、Slidoを運営する組織メンバーのログインをSAML対応のIdPへつなぐ機能です。イベント参加者の認証は別のParticipant SSOが対象になるため、社員と参加者のログイン要件を分けて設計します。
メンバーSSOの対象と導入条件

Member SSOの対象はowner、admin、memberなど主催側のアカウントです。公式ガイドではEnterpriseまたはInstitutionの年額プランが対象で、設定はライセンスOwnerが行うと案内されています。
IdPの対象者と外部ゲストを整える

Teamに登録されたメールアドレスでIdP認証できるかを照合し、共有メールボックスを誰が使うかも決めます。IdPに登録されていないメンバーをEnforceの対象にするとログインできなくなるため、メールの変更や退職者アカウントも一覧で整理します。
「Exclude guests」を使うと、組織外のco-hostはMember SSOの強制対象から除かれ、従来のパスワードやGoogleログインを利用できます。これはTeamへのメンバー招待や参加者向けSSOを制御する設定ではなく、SCIMによるメンバーの割り当ても別に扱います。
XML登録からテスト、有効化まで

Member SAML SSOの公式設定ガイドに示された順序は、Organization settingsのMember SAML SSOへIdPのメタデータXMLを登録し、「Test SAML Login」で接続を検証してから「Enable SSO」を有効にする流れです。XMLをアップロードしただけではSSOは切り替わりません。
Slidoには専用sandboxがないため、公式のログインテストでIdPとの接続を確認し、組織全体への強制適用に備えます。ガイド内の画面名は公開時点の案内なので、実操作では現在の表示に沿います。

強制適用前にログインへの影響を試す
「Enable SSO」の段階ではパスワードやGoogleログインも残ります。「Enforce SSO」を有効にするとメンバーにIdP認証が必須となり、すでにログイン中の人も再認証が必要です。
切替日時と再ログインの影響を事前に知らせ、ログインに失敗した場合の連絡先を用意します。認証ログの取得先はIdPの設定やログ管理基盤によって異なるため、障害時にどの担当者が調べるかも決めてから適用します。
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