Slido for Zoomの組織導入で管理者が確認すること
組織でSlido for Zoomを導入するときは、利用者が自分でアプリを追加できるよう許可するのか、管理者が対象者へ追加するのかを決めます。事前承認だけではアプリのインストールは完了しないため、配布方法に合わせてZoom側の設定を選びます。
事前承認と管理者による追加を使い分ける

事前承認は、利用者が自分でSlidoを追加するための許可です。Manage approvalsの公式手順で全ユーザーまたは特定のユーザー・グループを指定し、設定を保存します。
承認画面に代理OAuth認可の項目が表示された場合は、管理者が対象者に代わってアクセス許可を済ませることもできます。これは利用者へアプリを配布する「Add for Others」とは別の操作です。
利用者自身の追加に任せる場合は事前承認、管理者がまとめて追加する場合は「Add for Others」を使います。どちらが必要かは、社内で本人に追加を任せられるか、管理者が初期設定まで担うかで判断できます。
アプリの権限と利用環境を調べる

Marketplaceでは、アプリ名「Slido - Polling and Q&A」と提供元を照合し、認可画面に表示されるOAuth権限を確認します。Zoom MarketplaceのSlido掲載ページだけで現在の権限内容を判断せず、実際の管理画面に出る項目を導入審査の記録に使います。
Zoom Workplaceの最低バージョンは更新されるため、Slidoの古いガイドにある「5.15.7」を現在の十分条件とは扱わず、Zoomのソフトウェアライフサイクル情報で導入時点の条件を見ます。ネットワークを制限している場合は、Slido管理者ガイドに記載された接続先も許可対象と照合します。
対象者を選んで承認または追加する

管理者またはアカウントオーナーがMarketplaceでSlidoを開き、「Add for Others」を選びます。Zoomの管理者向け追加ガイドに沿って権限を確認した後、全ユーザーまたは「Users & Groups」から対象のユーザーやグループを指定します。
対象範囲を決めたら「Allow」を選び、認可を完了します。メール通知は既定で有効なので、通知を送らない運用にする場合は、利用者へ別途手順を伝える方法も用意します。

全社展開の前に小さなテストグループへ追加し、対象者がZoomからSlidoを開けるところまで試すと、承認・表示・認可のどこで止まるかを見分けやすくなります。Zoomの公式手順はユーザー単位とグループ単位の追加に対応しています。
利用者にアプリが見えないときは設定を分けて確かめる
最初に、対象者が事前承認だけでなく実際のアプリ追加も済ませているか、または「Add for Others」の割り当て先に含まれているかを確認します。グループ配布なら、利用者がそのグループに所属しているかも判断材料になります。
追加済みなのに表示されない場合は、Zoom Appsの表示設定とアプリ承認の設定を分けて見ます。アプリが承認されていても、組織・グループ・ユーザー単位の表示制限でクライアント上に出ないことがあります。
割り当てと表示範囲に問題がなければ、Zoomアプリのバージョンやネットワークの許可先を調べます。承認状態、配布対象、クライアント表示の三つを別々に確認すると、設定を重ねて変更せずに原因を絞れます。
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