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Slidoのデータ保持期間と削除前に確認すること

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
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ライセンスの失効、個別イベントの終了、保持ポリシーによる削除は、それぞれ異なるタイミングで発生します。残したい回答や集計がある場合は、契約期限だけで判断せず、対象イベントの終了日と適用されるポリシーをもとに準備します。

ライセンス期限とデータ削除を分けて考える

ライセンス失効とイベント最終日からの保持期間を分けた二つの時間軸

Slidoの公開FAQは、年額ライセンスが失効しても、保持ポリシーや手動削除がなければイベントデータは利用可能と説明しています。これはイベントデータについての案内で、アカウント情報やバックアップを含むすべてのデータが無期限に保管される保証ではありません。

同FAQではBasicと単発プランに自動削除はなく、年額ライセンスも失効だけを理由にイベントデータが削除されるとはしていません。個別の契約条件や別の削除操作は異なる場合があるため、解約とイベント削除を同じ手続きと考えないことが大切です。

保持ポリシーの有無と削除日を確かめる

イベント最終日を起点に保持期間が進む時間軸

FAQは、Enterpriseアカウントの100人超のメンバー向けに、ライセンス所有者が依頼して設定する保持ポリシーを説明しています。別の契約解説にある「100人以上」は交渉例であり、両方を一つの適用条件とみなさず、契約とSlidoへの照会で対象範囲を定めます。

設定済みのポリシーでは、個々のSlidoの最終日から指定期間が経過すると、イベントとデータが自動削除されます。FAQはログイン後の青いバナーまたは所有者への確認を案内していますが、バナーが見えないだけでポリシーなしとは判断せず、不明なら所有者やSlido窓口に問い合わせます。

Slidoのデータ保持ポリシーが設定されている場合に表示される案内バナー。
Slido公式ヘルプの画面例。データ保持ポリシーが適用されている場合の案内(2026年10月8日撮影)。

2025年に追加された「イベント最大期間」は、イベントの日付が何日間にわたるかを制限する設定です。これはイベント終了後のデータ保持期間とは別で、新規作成・複製イベントの日付設定に関わります。

削除前に必要なデータを書き出す

エクスポート・ファイル確認・社内保管の三段階

FAQでは、保持ポリシーによる削除は復元できないとして、削除前にSlidoのAnalyticsからExportする方法を案内しています。対象イベントと必要な回答・集計を決め、削除予定日より前に出力します。

保存したファイルは対象イベントと期間が分かる状態で開き、必要な項目が含まれるか確かめます。質問本文や参加者情報を含む場合は、社内ルールに沿った保管先と閲覧者を選び、不要な複製を避けます。

契約と個人情報の保持条件も見直す

イベントデータ向けのFAQだけでは、個人情報全般、アカウント情報、バックアップの保存・消去条件までは確定できません。法令や契約上の保持義務、削除証明が必要なときは、契約文書やプライバシー関連文書、必要に応じてDPAを別に確認します。

保持ポリシーの対象、イベント終了日、エクスポート担当と保存先をひとまとまりで管理すると、担当が変わっても削除前の判断を引き継げます。契約の失効日だけでなく、イベントごとの終了日も運用記録に残しておくと、期限の見落としを防げます。

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