Slidoのデータ保持期間と削除前に確認すること
ライセンスの失効、個別イベントの終了、保持ポリシーによる削除は、それぞれ異なるタイミングで発生します。残したい回答や集計がある場合は、契約期限だけで判断せず、対象イベントの終了日と適用されるポリシーをもとに準備します。
ライセンス期限とデータ削除を分けて考える

Slidoの公開FAQは、年額ライセンスが失効しても、保持ポリシーや手動削除がなければイベントデータは利用可能と説明しています。これはイベントデータについての案内で、アカウント情報やバックアップを含むすべてのデータが無期限に保管される保証ではありません。
同FAQではBasicと単発プランに自動削除はなく、年額ライセンスも失効だけを理由にイベントデータが削除されるとはしていません。個別の契約条件や別の削除操作は異なる場合があるため、解約とイベント削除を同じ手続きと考えないことが大切です。
保持ポリシーの有無と削除日を確かめる

FAQは、Enterpriseアカウントの100人超のメンバー向けに、ライセンス所有者が依頼して設定する保持ポリシーを説明しています。別の契約解説にある「100人以上」は交渉例であり、両方を一つの適用条件とみなさず、契約とSlidoへの照会で対象範囲を定めます。
設定済みのポリシーでは、個々のSlidoの最終日から指定期間が経過すると、イベントとデータが自動削除されます。FAQはログイン後の青いバナーまたは所有者への確認を案内していますが、バナーが見えないだけでポリシーなしとは判断せず、不明なら所有者やSlido窓口に問い合わせます。

2025年に追加された「イベント最大期間」は、イベントの日付が何日間にわたるかを制限する設定です。これはイベント終了後のデータ保持期間とは別で、新規作成・複製イベントの日付設定に関わります。
削除前に必要なデータを書き出す

FAQでは、保持ポリシーによる削除は復元できないとして、削除前にSlidoのAnalyticsからExportする方法を案内しています。対象イベントと必要な回答・集計を決め、削除予定日より前に出力します。
保存したファイルは対象イベントと期間が分かる状態で開き、必要な項目が含まれるか確かめます。質問本文や参加者情報を含む場合は、社内ルールに沿った保管先と閲覧者を選び、不要な複製を避けます。
契約と個人情報の保持条件も見直す
イベントデータ向けのFAQだけでは、個人情報全般、アカウント情報、バックアップの保存・消去条件までは確定できません。法令や契約上の保持義務、削除証明が必要なときは、契約文書やプライバシー関連文書、必要に応じてDPAを別に確認します。
保持ポリシーの対象、イベント終了日、エクスポート担当と保存先をひとまとまりで管理すると、担当が変わっても削除前の判断を引き継げます。契約の失効日だけでなく、イベントごとの終了日も運用記録に残しておくと、期限の見落としを防げます。
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