Slido APIは使える?公開APIとEnterprise向け連携の違い
Slidoでは一般公開APIは提供されていませんが、条件付きのカスタムData Access APIが案内されています。必要な操作がイベント作成なのか分析データの取得なのかで、使える連携方法は変わります。
公開APIと条件付きのData Access APIは何が違うか

2026年4月、SlidoのCommunity LeadはAPIを一般公開していないと回答しています。これはAPIが一切ないという意味ではなく、Enterprise向けに個別のData Access APIも案内されています。
2026年3月のSlido Customer Careの回答によると、カスタムAPIの対象はEnterpriseアカウントで、少なくとも100の追加ユーザーシートを持つ場合に限られます。既製の連携ではなく、接続先で技術的な統合作業が必要です。
自社で使えるかは契約条件と必要な操作で判断する

Data Access APIという名称だけでは、どのデータをどう取得できるかは分かりません。認証方式、エンドポイント、呼び出し制限、取得できるデータの範囲や、イベント・設問を作成する書き込み操作に対応しているかは公開情報から確認できません。
「過去イベントの投票結果を取得したい」のか、「イベントや質問を自動作成したい」のかを先に分けます。書き込みが必要な場合は、APIで使えると想定せず、必要な操作を個別に問い合わせます。
データの取得や保管には別の方法もある

監査用の保管が目的なら、Theta Lakeとのアーカイブ・バックアップ連携が候補になります。これは汎用の双方向APIではなく、設定日以降のデータが連携され、Theta Lakeでは翌日から確認できる仕組みです。
一度きりの分析やファイルを使った後続処理には、Slidoの投票結果・Q&Aのエクスポートも選択肢です。エクスポートは有料プラン向けで、1回限りのプランではアップグレードしたイベントだけが対象となり、操作は連携先アプリではなくslido.com上で行います。

Slidoへ問い合わせる前に要件を整理する
問い合わせ前に、対象イベント、必要なデータ、読み取りだけか作成・更新も必要か、取得頻度、データの保存先を短くまとめます。たとえば「イベント終了後に投票結果を社内シートへ取り込みたい」と書けば、自動取得が必須か手動エクスポートで足りるかも伝わります。
料金や認証方式など公開されていない仕様を推測せず、契約が追加ユーザーシートの条件を満たすか、必要なデータ・操作をAPIで扱えるかをSlido公式窓口へ尋ねます。データ保管が目的ならTheta Lake、イベント分析なら有料エクスポートも併せて比較できます。
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