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MentimeterのSCIM導入前に確認したい条件と手順
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MentimeterのSCIM導入前に確認したい条件と手順

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
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入社・異動・退職に合わせて、Mentimeterのメンバーを組織の認証サービスから管理したい。EnterpriseプランのSCIMを使うと、対象にしたメンバーやグループの情報をワークスペースへ同期できます。

SSOが本人のログインを扱うのに対し、SCIMはメンバーの追加や更新、無効化などを管理します。自動同期を始める前に、対象者と識別子、無効化後の扱いを確認しましょう。

SCIMはメンバーとグループを同期し、SSOはログインに使う

SCIMのメンバーとグループの同期、SSOのログイン認証を二列で比較する図

SCIMは、組織の認証サービスであるIdPから、Mentimeterワークスペースのメンバーとグループを管理する仕組みです。新規メンバーの追加やメールアドレスの更新、アカウントの無効化などを連携できます。

グループの作成やメンバーの変更も対象にできます。設定によっては、Member Liteを含むロールの割り当ても連携できます。

一方、SSOは利用者が組織の認証情報でMentimeterにログインするための仕組みです。どちらもIdPを使いますが、SCIMでメンバーを同期することと、SSOでログインを認証することは別の設定です。

また、Mentiに回答する参加者のログインにはParticipant SSOという別の設定があります。ワークスペースのメンバーをSCIMで同期しただけで、参加者向けの認証が自動で設定されるわけではありません。

Enterprise・管理権限・確認済みドメインを先に揃える

SCIMのEnterprise契約、ドメインと接続、識別子、少数試験を順に確かめる図

SCIMを設定できるのは、EnterpriseワークスペースのOwnerまたはAdminです。IdP側にも管理権限を持つ担当者が必要なので、Mentimeterの管理者とIT担当者で作業を分担します。

Microsoft Entra IDやOkta向けの公式手順では、所有を確認したメールドメインを少なくとも一つ用意することが前提です。SSO単独の設定でドメイン確認を省略できる場合も、SCIMの準備条件としては区別してください。

接続情報は、Mentimeterの「Workspace Settings」から「Security」を開き、「Connect SCIM」で用意します。Base URLと生成するSCIMトークンをIdP側に設定し、トークンは秘密情報として管理します。

例えばEntra IDでは、Base URLを「Tenant URL」、トークンを「Secret Token」に対応させます。利用するIdPに合った設定方法を、Entra ID向け公式ガイドなどで確認しましょう。

既存ユーザーとSSOの識別子を照合してから対象を割り当てる

SCIMを有効にしても、既存ユーザーが全員自動で連携対象になるわけではありません。IdPのSCIMアプリに追加されていない既存ユーザーは、その連携の対象外として残ります。

最初にMentimeterの既存ユーザーと、IdPから同期したいユーザー・グループを見比べましょう。連携前にメールアドレスが変わり、Mentimeter側に反映されていない人は、別のアカウントが作られることがあります。

SSOとSCIMを併用する場合は、SSOのSAML応答に含まれるemailとSCIMの「userName」を一致させます。SSOの「NameID」とSCIMの「externalId」も、変わらない識別子として設定し、両者の対応を確認します。

Entra IDの公式ガイドは、externalIdにSSOのNameIDと同じ元属性を使うことを推奨しています。これらの設定は、どちらの経路で先にアカウントが作られても、同じ利用者として結び付けるための確認です。

すでに個人の有料ライセンスを持つユーザーは、SCIM経由の招待がスキップされる場合があります。公式は、その場合にメンバー管理画面から個別に招待する方法を案内しています。

既存アカウントとの照合点は、SSO・SCIM移行の公式ガイドで確認できます。契約状態やメールアドレスも、移行する前に本人と管理者で確かめておきましょう。

自動同期の前に接続・属性・少数の対象者を試す

接続情報と属性を設定したら、IdP側からMentimeterへの接続テストを行います。続いて、同期対象のユーザー・グループと、名前やメール、識別子のマッピングを見直します。

Entra IDの公式手順では、自動同期の前にオンデマンドで利用者のプロビジョニングを試せます。少数の管理可能な対象者で試し、Mentimeterのメンバー一覧と「Provisioning logs」を確認してから、対象を広げましょう。

試験でも実際のメンバー追加や通知が発生することがあります。誰を対象にするかと、停止や削除の設定を管理者間で決めてから試してください。

退職者はまず無効化され、永久削除は設定次第

IdPの対象変更後にまず無効化され、Delete設定によって後の削除要求が異なることを示す図

公式ガイドは、IdPでユーザーを削除した場合、Mentimeter側でまずそのユーザーが無効化されると説明しています。無効化中は再有効化されるまで本人がログイン・利用できません。

その間もプレゼンテーションはワークスペースに残り、共同作業者はアクセスできます。退職前に必要な資料と引き継ぎ先を確認しておくと、後の作業を整理しやすくなります。

その後に削除要求が届くかは、IdPの動作や「User Mappings」の「Delete」設定によります。削除せずに無効化を維持したい場合は、Deleteを外す方法が公式ガイドで案内されています。

待機期間や永久削除後の資料の扱いを一律に決めつけず、使うIdPと組織の運用に合わせて確認してください。無効化と削除の説明は、SCIMの公式概要でも参照できます。

同期後もIdPを管理元にして状態を確認する

SCIMを導入した後もMentimeterの管理画面からメンバーを操作できますが、公式はIdP側で一元管理することを推奨しています。どちらで追加・変更するかを決めておくと、管理内容の食い違いを避けやすくなります。

まずは確認済みドメインと両方の管理権限を揃え、既存ユーザーの識別子と同期対象を照合します。少数での試験結果と無効化・Deleteの設定を確かめてから、自動同期の対象を広げましょう。

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