AIイノベーションズ ブログ

Slidoの自由記述投票を作る方法|回答の表示と確認

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
LiveQ:ライブ投票やQ&Aであなたのイベントを100倍楽しくする。無料プランで始める

選択肢だけでは、参加者がそう考えた理由や、事前に想定していなかった提案を拾いきれないことがあります。SlidoのOpen text投票なら、参加者が自分の言葉で答えられるため、短い感想や質問、改善案を集めるのに向いています。

自由記述では、表示前に回答を自動審査する機能はありません。どんな問いを出すかに加え、回答を誰が確認し、いつ会場に見せるかまで決めておくと、集めた声を進行に生かしやすくなります。

自由記述で集めたい声を決める

選択肢にすると回答の背景が抜けてしまう問いや、参加者ごとに異なる提案を聞きたい場面では、自由記述が役立ちます。たとえば研修後に「説明で分かりにくかった箇所を一つ教えてください」と尋ねれば、次の説明で補う点を探しやすくなります。

問いが広すぎると、何を書けばよいか迷う人が出て、回答の焦点もばらつきます。「感想を教えてください」より、対象や範囲を絞った問いにすると、参加者は答えやすく、主催者も回答を読み比べやすくなります。

一言で答えてもらうのか、理由や具体例まで聞くのかによって、集まる文章の長さは変わります。短時間で多くの声を読みたい場面なら聞く内容を一つに絞り、改善案を練りたい会議なら背景も書いてもらうなど、次の進行に合わせて問いを調整します。

単語の傾向をひと目で共有したい場合は、Word cloudも候補になります。SlidoはWord cloudへの回答を1〜3語程度にするよう案内しており、文章を一件ずつ読みたいOpen textとは用途が異なります。

Open text投票を作り、参加者画面で試す

参加者の言葉を集める問いを考える主催者の概念図

Slidoのイベント画面で「+ Add」から「Open text」を選び、質問を入力して投票を開始します。作成内容は開始前に自動保存されるため、質問文を整えてから参加者に案内できます。

「Poll settings」では、複数回答を許可するか、回答者名を表示するか、絵文字リアクションを使うか、結果を参加者に見せるかを設定できます。最初の感想を一人一件ずつ集めるなら複数回答をオフにし、ブレインストーミングで追加案も歓迎するならオンにするなど、問いの目的に合わせて選びます。

回答者名の表示を有効にしても、匿名で参加した人の実名が分かるわけではありません。また、Survey内にOpen textの設問を置く場合は、回答者名の表示設定を使えません。

設定項目の詳細は、SlidoのOpen text投票ガイドで確認できます。回答者名や結果の表示方法が運営に影響する場合は、イベント形式も含めて設定画面を見比べておくと判断しやすくなります。

本番の参加者に案内する前に投票を開始し、「View as participant」で参加者画面を開いてテスト回答を送ります。回答の届き方を確認したら、ホスト画面の「Reset results」でテスト結果を消してから本番の進行に移ります。

回答の文字数上限については公式案内に異なる説明があるため、特定の数値を前提にした運用は避けます。長い回答が必要な質問なら、実際に想定している文章をテスト画面から送って、目的に合う長さを受け付けられるか確認しておきます。

回答を確認してから会場に表示する

非表示の回答を主催者が確認してから表示する流れの概念図

Open textには、回答を公開前に承認する機能や、不適切な表現を自動で除外するフィルターはありません。結果を参加者に見せたまま回答を集めると、意図しない内容もそのまま表示される可能性があります。

Slido公式ヘルプのOpen text投票の表示例。名前付きの回答と匿名の回答がPresent modeに並ぶ。
Slido公式ヘルプの画面例。Present modeに表示されたOpen text投票の回答。

表示前に内容を確認するには、まず結果を参加者から隠して回答を集め、ホスト画面で投稿を読みます。Slidoが案内する運営方法は、公開したくない回答を削除してから投票を締め切り、その後に結果を表示する流れです。

これはSlidoが回答を自動審査するという意味ではなく、主催者が一件ずつ公開可否を判断する手順です。複数人で進行する場合は、誰がホスト画面を確認し、削除や表示を行うかを決めておくと、回答が集まってから役割を探さずに済みます。

Present modeでは新しい回答が上に表示され、画面に収まらない場合は下へスクロールできます。投影を始める前にホスト画面と表示画面の両方を確認しておけば、意図しない回答や個人情報を会場へ映すリスクを抑えられます。

集まった回答を次の話し合いにつなげる

文章を一件ずつ読む形式と頻出語を大きさで示す形式の比較図

絵文字リアクションを有効にすると、回答を人気順または新着順に並べられます。人気順は参加者のリアクションを参考に話題を選ぶときに便利ですが、回答の正しさや組織全体の意見を示す集計ではありません。

たとえば研修後に「説明で分かりにくかった箇所」を尋ねたなら、同じ内容に触れた回答だけで結論を出さず、異なる経験や理由にも目を通します。似た声を次の議題にし、会場で背景を聞く時間を設ければ、短い投稿を具体的な改善案へつなげやすくなります。

Present modeでは新しい回答が上に表示されるため、リアクションによる並べ替えとは見え方が異なります。会場でどの順番を見せるかを先に決めておくと、回答を読み上げたり話題を選んだりする進行を組み立てやすくなります。

LiveQ:ライブ投票やQ&Aであなたのイベントを100倍楽しくする。無料プランで始める