
Menti Formの条件分岐で回答に合う質問を出す方法
研修後のアンケートで感想を聞くとき、参加していない人にも同じ質問が表示されると、答えにくいことがあります。Menti Formの条件分岐を使うと、選んだ回答に応じて、後続の質問やコンテンツを出し分けられます。
例えば「研修に参加した」と答えた人にだけ、役に立った内容を尋ねることができます。起点となる選択肢と表示先を用意し、参加者の画面で両方の経路を確かめるまでの流れを見ていきましょう。
起点の選択式質問と、表示先の質問を用意する

まず「どの答えを選んだ人に、何を見せたいか」を決めます。研修アンケートなら、起点は「研修に参加しましたか?」という選択式の質問です。
選択肢には「参加した」「参加していない」を用意します。「参加した」を選んだ人には、自由記述で「役に立った内容を教えてください」と尋ねる形を考えてみます。
この例では、参加したかを聞く「Multiple Choice」が起点、詳しい感想を聞く「Open Ended」が表示先です。参加していない人には、経験していない内容について無理に答えてもらわずに済みます。
複数回の研修がある場合は、どの回への参加を尋ねているか、質問文で明らかにしましょう。起点の質問が曖昧だと、意図した人に追加の質問が表示されない可能性があります。
条件は、質問全体ではなく、起点となる質問の個々の回答選択肢に付けます。「参加した」という選択肢と、感想を聞く質問を結び付けるイメージです。
表示先には、別の質問だけでなく、テキストや画像などのコンテンツも指定できます。例えば、特定の回答を選んだ人に向けて説明を加えたいときにも使えます。
選択肢の三点メニューからAdd conditionを設定する
新しく作る場合は、ダッシュボードの「New Menti +」から「Menti Form」を選び、編集画面を開きます。すでにFormがある場合は、そのFormを編集画面で開いてください。
「+ Create」から「Multiple Choice」を選び、質問文と選択肢を入力します。今回の例では、分岐をたどりやすいよう「参加した」「参加していない」のどちらか一つを選ぶ形にします。
次に、表示先となる質問を用意します。「+ Create」から「Open Ended」を追加し、「役に立った内容を教えてください」と入力してください。
起点のMultiple Choiceに戻り、「参加した」の選択肢の横にある三点メニューを開きます。そこで「Add condition」を選ぶと、フォーム内の質問やコンテンツの一覧が現れます。
一覧から、先ほど作ったOpen Endedの質問を選びます。設定後は表示先の質問に、どの回答によって表示されるかを示すメッセージが現れるので、結び付けた選択肢を確認しましょう。
表示先が一覧に見当たらない場合は、その質問やコンテンツを同じForm内に作成しているかを確かめます。先に用意してから、起点の選択肢で設定すると探しやすくなります。
「参加していない」を選んだ人にも全員共通の質問を続けたい場合は、その共通の質問を別に用意します。どれを全員に、どれを特定の回答を選んだ人に見せたいかを整理しておくと、条件を付ける場所が分かりやすくなります。
項目が見当たらないときは、FormのMultiple Choiceを開き、条件を付けたい選択肢のメニューを見ているか確認してください。利用中のアカウントで機能が使えるかも、編集画面で確認しましょう。
操作の流れは条件分岐の公式ガイドにも掲載されています。
同じPageは選択直後、後続Pageは移動後に現れる

表示先をどのPageに置くかで、回答者が追加の質問を見るタイミングが変わります。同じPageに置いた場合は、該当する選択肢を選ぶとその場ですぐに表示されます。
一方、表示先を後続のPageに置いた場合は、条件に当てはまる回答をしても、回答者がそのPageへ移動するまでは表示されません。次のページへ進んだところで質問を見せたいときは、後続Pageに配置します。
後続Pageを作るには、編集画面の「+ Create」からPageを追加します。質問やコンテンツは、編集画面の一覧でドラッグしてPage間を移動できます。
例えば、参加したかを聞いた直後に感想を入力してほしければ、二つの質問を同じPageに置きます。全員共通の項目を先にまとめ、その後のPageで感想を尋ねる構成も考えられます。
どちらの配置でも、設定した選択肢と表示先の関係を確認してから、回答者の画面で実際の流れを試しましょう。
公開前は参加リンクで両方の経路を確かめる

設定が終わったら、Formの編集画面で「Share」を開き、参加リンクをコピーします。新しいタブでそのリンクを開き、回答者と同じように質問を進めます。
「参加した」を選んだ経路では感想の質問が意図した場所に現れるか、「参加していない」を選んだ経路ではその質問が出ないかを確認します。それぞれ最後まで進め、ほかの質問やページへの移動も確かめましょう。
同じ端末で複数の経路を試すなら、テスト前にFormのSettingsで「Multiple submissions per device」を有効にしておく方法があります。送信後に「Participate again」を選んで、次の回答を始められます。
各送信は別の回答として記録されます。試し終えたら、設定を本番運用に合わせて戻しましょう。
この参加リンクを使って送信したテストの回答は、Formの結果に残ります。公式のテスト案内では、テスト後に結果をクリアする手順が紹介されています。
本番の回答が集まる前に試し、テスト結果をどう扱うか決めておきましょう。すでに本番回答があるFormでは、無条件にクリアせず、必要な結果の保存と扱いを先に確認してください。
起点の選択肢と表示先を決め、Pageの配置に合わせて条件を設定したら、参加リンクから各経路を確認します。回答者に見せたい質問が、見せたいタイミングで現れるかを確かめてから配布に進みましょう。
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