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社員研修の種類と選び方|OJT・OFF-JT・オンラインを整理

社員研修の種類と選び方|OJT・OFF-JT・オンラインを整理

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
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社員研修は、OJTやオンラインといった名称を先に選ぶのではなく、仕事の課題と身につけたい行動から形式を決めます。OJT・OFF-JTは学ぶ場面、eラーニングは教材の届け方を表すため、互いに排他的な選択肢ではありません。

研修を選ぶ前に仕事の課題を特定する

現場で必要な行動と現在できていることの差を整理します。知識や技能が足りないなら練習の機会が役立ちますが、必要な道具や権限がない場合は職場環境の改善も必要です。

CDCの研修ニーズ分析は、能力だけでなく職場の障壁も把握し、研修が適切な解決策かを判断する考え方を示しています。たとえば報告の遅れが入力手順の不理解によるなら研修を検討し、承認経路が原因なら業務手順を見直します。

OJT・OFF-JT・eラーニングの違いを整理する

業務中に上司が教えるOJTと業務から離れて学ぶOFF-JTの比較図

厚生労働省の用語解説では、OJTは日常業務につきながら行う訓練、OFF-JTは通常業務を一時的に離れて行う訓練とされています。eラーニングはネットワークを介した教育・研修を指すため、オンラインで行うOFF-JTもあります。

たとえば、講師の解説をオンラインで受けてから現場で手順を練習する構成なら、OFF-JTとOJTを組み合わせつつ、解説教材にeラーニングを使えます。形式名を並べるより、説明・練習・指導をどの場面で行うかを決めます。

対象者と到達目標から形式を選ぶ

対象者、到達目標、実施形式を組み合わせて選ぶマトリクス

役職名だけで研修内容を決めず、対象者の経験と受講後にできるべき行動を定めます。用語や制度の理解なら説明と短い確認問題、操作や接客なら実演・ロールプレイと具体的なフィードバックが候補になります。

新しいシステムの操作を学ぶ場合は、短い教材で全体像をつかみ、練習環境で試してからOJTで実務へ移す方法があります。機密情報を使わずに練習できる環境がない場合は、教材や演習の作り方も合わせて検討します。

形式を組み合わせ、学びをどう確かめるか決める

知識理解、実演、職場での行動を確認する順序

難しい面談を練習する管理職研修なら、録画を見るだけでなく、講師や同僚と役割を交代する演習を組み込みます。終了後に実務で使えたかを確かめる機会も設けると、研修中の練習と職場での実践をつなげられます。

講義後のクイズは知識の理解、実演は技能、一定期間後の振り返りは職場での行動を確かめる材料です。満足度や正答率だけで実務への定着まで判断せず、目標に合った方法を選びます。

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