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PowerPointでMentimeterを使う方法。アドインと取り込みの違い
Mentimeter

PowerPointでMentimeterを使う方法。アドインと取り込みの違い

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
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PowerPointの資料にMentimeterの投票を加える方法は、どちらを発表の主画面にするかで選べます。PowerPointのまま進めるならアドイン、ライブ発表向けの「Menti Live」を主画面にするなら資料の取り込みが選択肢です。

アドインは既存資料の間に質問を挟めます。資料を取り込む場合はスライドが静止画像になるため、元の文字や動きをどう扱いたいかも確認しましょう。

発表画面をどちらにするかで連携方法を選ぶ

PowerPointを主画面にするときは投票をアドインで挟み、Menti Liveを主画面にするときは資料を静止画像として取り込む比較図

PowerPointを主画面にする場合は、機能を追加するための「アドイン」を使い、Menti Liveで作成した質問スライドを資料の途中に配置します。説明資料と質問を同じPowerPointファイルの流れに並べたい場合に向いています。

Menti Liveを主画面にする場合は、PowerPointなどのファイルをMentiへ取り込めます。取り込んだスライドとMentiの質問を組み合わせて発表できますが、元のスライドは静止画像として扱われます。

PowerPointアドインはMentimeterのFreeプランでも利用できます。ファイル取り込みはBasic・Pro・Enterpriseの有料プランが対象です。

PowerPointで進めるなら投票スライドをアドインで挟む

アドインを使う前に、PowerPointに置きたい質問をMenti Liveで作っておきます。複数の質問を使う場合も、後で説明するように一つのMentiにまとめておきましょう。

導入前にPowerPointの版と組織のアドイン設定を確かめる

MentimeterのPowerPointアドインは、デスクトップ版のPowerPointで動作します。Office 365アカウントが必要で、対応バージョンはWindows版が2111以降、Mac版が16.55以降です。

WindowsではWebView2も正しくインストールされている必要があります。PowerPoint OnlineやPowerPoint Live、iPadのOffice、Windowsの永続ライセンス版Officeはアドインの対象外です。

会社や学校の設定でOffice Storeが制限されていると、利用者が自分でアドインを追加できない場合があります。表示されない場合は、組織のIT管理者にアドインの利用や配布について確認してください。

対応環境の詳細は、Mentimeterのアドイン動作要件を参照できます。

1つのPowerPointに使うMentiは1つ、質問は複数置ける

説明スライドと同じMenti Aの質問1・質問2を交互に配置したPowerPointの構成例

一つのPowerPointファイルで使えるMentiは一つです。ただし、そのMentiにある複数の質問を、PowerPointの別々のスライドに配置できます。

たとえば「説明 → 質問1 → 説明 → 質問2」という順番にしたい場合、質問1と質問2を同じMenti Liveに用意します。PowerPoint側では、それぞれを挟みたい位置に空のスライドを追加します。

まだアドインを入れていなければ、Office 365 StoreからMentimeterを追加します。公式の手順では、PowerPointの「Home」から「My Add-ins」「More Add-ins」を開き、Mentimeterを選びます。

アドインがスライドに表示されたら、Mentimeterにログインします。使うMentiを一覧から選び、続いてそのPowerPointスライドに表示する質問を選びます。

次の質問を置く位置にもPowerPointスライドを追加し、アドインの「Add Menti slides」から同じMentiの別の質問を選びます。表示されるメニュー名や場所はPowerPointの版によって異なる場合があるため、見当たらないときは公式のアドイン手順を確認してください。

別のMentiを選ぶと、先に追加したMentiのスライドが外れるという警告が表示されます。変更を確定すると以前のスライドが外れるので、使う質問を同じMentiに揃えてから配置すると迷いません。

質問の文面を変更するときは、アドインの「Open Menti to edit」からMentimeterの編集画面を開きます。ブラウザで変更を保存すると、PowerPoint側にも反映されます。

発表時はQRコード・参加コードと通信を確認する

PowerPointのスライドショーでMentiの質問に進むと、質問がライブ表示され、参加者向けの案内が出ます。参加者は表示されたQRコードを読み取るか、menti.comを開いて参加コードを入力し、回答します。

発表中はインターネット接続が必要です。接続がなければMentiスライドを読み込めず、投票も集められないため、発表に使う端末の通信を事前に確認します。

投票画面の左下には、参加案内の表示や受付終了などを操作するための項目があります。MentiのキーボードショートカットはPowerPointアドインでの発表中には使えないため、画面上の操作を使います。

別の人が発表する場合は、PowerPointファイルを渡すだけでは足りません。発表者がアドインにログインするアカウントで、対象のMentiを編集できることも確認してください。

Menti Liveで進めるならPowerPoint資料を取り込む

Menti Liveを発表の中心にする場合は、既存の資料ファイルをMentiへ取り込み、その前後に投票用の質問を置けます。アドインとは逆に、PowerPointの資料をMenti側へ持ってくる方法です。

新しいMenti Liveの編集画面では「Import slides」、既存のMentiでは「+ New Slide」メニューの「Import Slides」からファイルを選びます。取り込みが終わると、資料のスライドがMentiの編集画面に並びます。

対応する形式はPowerPointの「.ppt」「.pptx」、Keynoteの「.key」、PDFの「.pdf」です。ファイルは最大60 MBで、Mentiにすでにあるスライドと取り込む分を合わせて最大200枚までです。

取り込んだ資料は画像になり、文字編集とアニメーションは残らない

PowerPointやPDFをMenti Liveに取り込むと静止画像になり、参加者の端末にも画像として表示される流れ図

取り込んだ各スライドは静止画像になるため、Mentimeter内で元の文字を直接編集することはできません。PowerPointに設定したアニメーションも引き継がれません。

説明文を修正したい場合は元の資料を直してから、Mentiに取り込み直します。動画を使いたい場合は、Mentiに別のVideoスライドとして追加する方法が公式に案内されています。

参加者が投票に使うスマートフォンなどにも、取り込んだスライドは画像として表示されます。細かな文字が小さく見えるときは、画像をタップして拡大したり、端末を横向きにしたりできます。

形式や制限、取り込み方法はファイル取り込みの公式案内で確認できます。

動きを残したい場合はPowerPointの埋め込みを別に検討する

アニメーションを残したい場合は、PowerPointの資料をMenti Liveに埋め込む別の方法があります。PowerPoint Onlineで取得した埋め込みリンクを、MentiのPowerPointスライドに設定する方法で、公式はアニメーションも動くと案内しています。

PowerPoint Onlineはアドインの実行先には対応していませんが、この別方式では埋め込みリンクの取得元として使います。埋め込みの公式案内ではPro・EnterpriseのほかConferenceプランにも言及しているため、契約中のプランで利用できるか確認してください。

発表の主画面と、資料の文字編集や動きが必要かを決めると、方法を選びやすくなります。PowerPointアドインを使う場合は、質問を同じMentiに揃え、発表前に参加案内と通信環境を確かめましょう。

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