AIイノベーションズ ブログ
授業でMentimeterを使うには?問いの作り方とプラン選び
Mentimeter

授業でMentimeterを使うには?問いの作り方とプラン選び

最終更新日:
阿部隼也
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
LiveQ:ライブ投票やQ&Aであなたのイベントを100倍楽しくする。無料プランで始める

授業でMentimeterを使うときは、まず学生に何を聞き、その回答を次の説明にどう生かすかを決めましょう。授業の開始時に事前知識を集め、途中で理解を確かめ、終わりに疑問を聞くと、それぞれの問いに役割を持たせられます。

Menti Liveなら、質問をスライドに用意し、学生にリンクやQRコードから回答してもらえます。授業内の人数だけでなく、月内の開催回数や必要な機能も考えてプランを選びます。

授業の開始・途中・終わりで問いの役割を変える

授業の開始はWord Cloudで事前知識、途中はMultiple Choiceで理解、終わりはOpen EndedとQ&Aで振り返る三列の図

開始時は、思い浮かぶ言葉を集める

最初に学生がどんな言葉を知っているかを聞くなら、短い回答を集めて表示する Word Cloud が使えます。たとえば気候変動の授業なら、「気候変動と聞いて最初に思い浮かぶ言葉は?」という問いです。

集まった言葉を、授業で扱う概念とつなげます。短い回答だけで理解できているかを決めつけず、どんな意味で使ったのかを聞いてから説明を始めることもできます。

途中は、選択肢で理解を確かめる

説明の途中には Multiple Choice を置き、理解を確かめたい点を一つ尋ねます。たとえば「温室効果の説明として正しいものは?」と問い、次のような選択肢を用意します。

  • 大気中の一部の気体が地表からの熱を吸収する
  • 太陽光がすべて大気で反射される
  • まだ分からない

この例の正しい選択肢は「大気中の一部の気体が地表からの熱を吸収する」です。NASAの解説も参考になります。

回答が分かれた場合は、温室効果ガスと地表からの熱の関係をもう一度図で説明できます。「まだ分からない」が多ければ、説明の前提から振り返ることも考えられます。

先に答えた人の結果がほかの学生に影響しないよう、回答が集まるまで結果を隠す方法もあります。編集時に Responses on click を選ぶと、発表者が表示するまで回答を隠せます。

回答が集まったら、発表中に右矢印キーか Show responses で表示できます。表示するタイミングを決めてから、分布を見て説明を補います。

終わりは、理由や残った疑問を聞く

Open Ended では、「今日の説明で大事だと思った点と、その理由は?」のように自由記述を集められます。回答から次回の補足に取り上げるテーマを選ぶと、授業の振り返りにもつながります。

学生から教員への質問を受け付けたいなら、Q&A も使えます。残った疑問を見て、その場で答えるものと、次の授業までに説明を用意するものを分けましょう。

Menti Liveを作り、学生の参加方法を案内する

New Menti +からLiveを作り、New slideで質問を追加し、リンク・QR・コードで参加を案内する四段階の図

Mentimeterにログインしたら、Dashboardの New Menti + から Live を選びます。空から作る場合は Start from scratch に進み、Choose a slide type から最初のスライドを選んで質問を入力します。

続けて別の問いを加えるときは、編集画面の + New slide からWord CloudやMultiple Choiceなどを選びます。選択肢が必要な質問では、学生に選んでもらう候補も入力してください。

最初からすべての形式を入れる必要はありません。開始・途中・終わりのうち、まず授業で確かめたい問いを用意し、質問文や選択肢が画面で読みやすいか、パソコンのブラウザで Preview を開いて見直します。

学生への参加案内には、参加リンク、QRコード、menti.com に入力する参加コードを使えます。編集画面の Share から参加リンクをコピーしたり、QRコードを取得したりできます。

参加コードは一時的なので、授業より前に配るなら参加リンクやQRコードを検討しましょう。参加にはスマートフォンのほか、インターネットにつながるPCやタブレットも使えます。

端末を使えない学生がいる場合は、同じ問いを紙で渡す、口頭で意見を受け付けるなど、授業側で別の参加方法も用意します。その回答をどう扱うかも、事前に決めておくとよいでしょう。

授業中は Start presentation で発表を始め、参加方法を案内します。回答が集まったら分布や自由記述を見て、補足する点を選んでください。

匿名の意見収集と個人の成績・出席は分ける

Menti Liveの通常の投票は初期状態では匿名です。Word CloudやMultiple Choiceの集計は授業全体の傾向を見る材料として使い、匿名の回答だけから個人の成績や出席を確定しないようにします。

名前と回答を結びつける Participant Names はPro・Enterprise向けの機能です。氏名の入力を求める場合は、何のために集め、誰が結果を見るのかを学生に伝えましょう。

この機能では参加者が名前を入力します。本人認証が必要な出席管理に使う場合は、名前の確認方法も別に考えてください。

自由記述で学生自身に氏名などを入力してもらう場合も、その回答は匿名ではなくなります。集める情報が授業の目的に必要か、学校の方針も踏まえて考えてください。

学内のLMSと連携して個人を識別し、成績を同期する場合は、通常の匿名投票とは別の設定が必要です。たとえばCanvas連携はEnterprise向けで、CanvasとMentimeterの管理者による設定が必要と公式は案内しています。

月間人数と必要な機能から教育向けプランを選ぶ

FreeはLive参加者が月間累計50人、Basicは人数無制限と書き出し、Proは共同編集と氏名、CampusはLMSなどの相談先と示す四区画の図

Freeでも、Word CloudやMultiple Choiceなどの質問を2問に限らず作れます。質問・Quiz・Contentスライドを組み合わせられますが、1プレゼンテーションは最大200スライドです。

授業で先に見積もりたいのは、Menti Liveの参加者が 月間累計50人 という条件です。月内に開催した複数の発表を通して数えられ、カウントはアカウント登録日を基準に毎月リセットされます。

たとえ一回の授業が50人未満でも、月内に複数回開催する場合は累計を確認しましょう。上限に達しても進行中の発表は一定時間続けられますが、別の発表には制限があるため、Freeの公式案内で条件を確認してください。

Basic は参加者数が無制限で、結果をExcel・PDFに書き出したい場合の候補です。既存のスライドを取り込んで質問を加えたいときにも使えます。

複数の教員で資料を共同編集・共有したい場合や、回答と氏名を結びつける機能が必要な場合は Pro を検討します。氏名を扱う必要性と共有範囲は、学校内の方針に沿って決めましょう。

教育向け料金ページの Campus は、LMS連携やSSOなどの組織向け機能を相談する選択肢です。学内のシステムと連携したい場合は、必要な機能と管理者設定、契約条件を学校の担当者と確認します。

教育向け料金ページのBasic・Proは、発表者1人あたりの月換算で表示されますが、年払い・税別です。金額や通貨、教育向け条件は、実際に表示される内容を確認してください。

次の授業では、開始・途中・終わりに確かめたいことを決め、Menti Liveで問いを作って試してみましょう。月内の参加予定の累計人数と必要な機能を確認し、合うプランを選んでください。

LiveQ:ライブ投票やQ&Aであなたのイベントを100倍楽しくする。無料プランで始める