
同じ質問でチームの変化を追う。Menti Pulseの始め方
チームの状況を一度だけ聞いても、その後どう変わったかは分かりません。Menti Pulseは、同じ短い質問を一定の間隔で繰り返し、回答の変化を見られるMentimeterのツールです。
たとえば毎週、仕事の進め方への自信を尋ねれば、2回目から前の結果と比べられます。質問と尺度の作り方から、実施間隔と回答期限、共有、結果の読み方まで見ていきましょう。
Menti Pulseは同じ一問を繰り返すチェックイン
Pulseでは、一つの質問に対して、参加者が尺度上の位置を選んで答えます。毎週や毎月などの間隔を決めて同じ問いを続けると、各回の平均や過去からの変化を確認できます。
会議中に資料を進めながら投票するならMenti Live、複数の質問に各自のペースで答えてもらうならMenti Formが候補です。一問を定期的に送り、変化を確かめたいときはPulseが向いています。
質問と尺度の両端を決めてPulseを作る

Mentimeterにログインし、Homeの「New Menti +」から「Pulse」を選びます。編集画面で質問を入力するか、候補から選んでください。
上の画面は「今週の進め方に自信はありますか?」という質問を入力した例です。尺度の両端には「自信がない」「自信がある」と設定しています。
尺度の低い側と高い側のラベルは編集できます。参加者がどちらの端を選ぶと何を意味するか、質問と合わせて読める言葉にしておきましょう。
毎回同じ意味で答えられる短い一問にする
定期的に比較するなら、尋ねる対象と期間を絞ると回答しやすくなります。「今週の進め方への自信」のように一つのことを尋ね、別の話題は一問に詰め込まないようにします。
回ごとに質問や尺度の意味を変えると、結果が動いた理由を読み取りにくくなります。何について、どちらの端がどの状態を表すかを決めてから繰り返しましょう。
頻度、回答期限、共有先を確かめてから設定する

質問を用意したら、繰り返す間隔と各回の回答期限を決め、誰にどう案内するかを考えます。たとえば週の初めに状況を聞き、回答できる期間を設ける使い方です。
右側のスケジュールパネルで間隔と期限を確認する

右側の「Set up your Pulse」で、まず「Repeat」を選びます。「Weekly」(毎週)や「Every two weeks」(隔週)のほか、「Does not repeat」(繰り返しなし)や「Custom」も選べます。
毎週の例では、「Day of week」で曜日を、「Starts at」で最初の開始日時を指定します。画像では月曜日を選び、11月2日9時から始める設定が表示されています。
「Ends at」は繰り返し全体の終了に関する設定です。画像の「Never」は終了日を設けない例で、各回の回答期限とは別に考えます。
「Voting deadline」は各回の回答を締め切るまでの期間です。画像では「After 1 day」が選ばれており、各回に1日後の回答期限を設ける設定になっています。
期限になると、その回の回答受付が止まり、作成者に結果が届きます。繰り返しの曜日だけでなく、回答に使える期間も参加者の予定に合わせて決めましょう。
メール宛先とリンクで案内する
公式ガイドでは、ワークスペース内の同僚などを検索したり、メールアドレスを入力したりして宛先を指定する方法が紹介されています。参加リンクをコピーし、メール招待の代わりに共有する方法もあります。
参加リンクは、最初の実施回をスケジュールした後に表示されます(参加方法の公式ヘルプ)。日時、回答期限、案内する相手を確認してから、共有の手続きを進めましょう。
Pulseの公式ガイドは共有手順を「Share」と表記していますが、編集画面の右上に「Publish」と表示される場合もあります。共有方法は画面の案内と公式ガイドを確認してください。
回答は匿名で、参加者は回答後に結果も見られる
参加者は質問と尺度、匿名である旨、回答数を見ながら評価を送れます。回答後は任意のコメントを加えたり、自分の回答を変更したりでき、結果も見られます。
公式の利用規約では、案内に使うメールアドレスと個別の回答は紐付かないと説明されています。作成者は自分が指定した宛先を把握しているため、連絡先は案内の目的に沿って扱いましょう。
少人数のチームでは、コメントの内容から書いた人を推測できる可能性もあります。自由記述には個人が分かる情報を含めないよう、参加者に伝えるとよいでしょう。
2回目以降は平均、回答数、コメントを一緒に読む

初回に分かるのは、その時点の回答です。2回以上実施すると、過去の結果と比べた平均の推移を見られるようになります。
作成者は「Results」で過去の結果を確認できます。平均が上がったか下がったかに加え、回答数や任意のコメントも一緒に見てみましょう。
たとえば平均が変わっていても、それだけで取り組みの効果や原因を決めることはできません。回答数の変化やコメントを手がかりに、必要ならチームとの対話で背景を確かめます。
無料利用の条件と、不要になったときの停止方法
2026年10月30日時点の無料プランの公式ヘルプでは、Pulseは当面Freeに含まれ、その参加者はMenti Liveの月間50人枠に算入されないと案内されています。繰り返しの実施を計画するときは、最新の条件も確認してください。
結果をExcelに書き出すには、Basic・Pro・Enterpriseのいずれかが必要です。回答があるPulseでは、「Results」の参加者パネル右下で「Download」→「Download Excel」を選べます(Excel書き出しの条件)。
一時停止と終了は「Active」から選ぶ
公式ヘルプでは、編集画面右上の「Active」から「Pause schedule」で予定を一時停止し、「Close this Pulse」でPulseを終了する方法が案内されています。再開を考えていったん休むのか、質問を終えるのかに合わせて選びます。
まずは一問と尺度を決め、無理なく答えられる間隔、各回の期限、案内先を整えてみてください。続けた後は平均だけで判断せず、回答数やコメントも合わせて確認しましょう。
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