
MentimeterのQ&Aモデレーション設定と承認の手順
全社会議や研修で質問を受けるとき、届いた内容を確認してから参加者に見せたいことがあります。MentimeterのQ&A Moderationを使うと、質問を承認するか、管理一覧から除くかを判断できます。
承認した質問は、さらに発表画面で取り上げ、答え終わったら回答済みにできます。事前の設定から、発表者と確認担当者の分担までを押さえておきましょう。
Q&Aへの投稿はFreeでも、ModerationはPro・Enterprise向け
ライブ発表用のMenti LiveにあるQ&Aは、参加者が自分の端末から発表者へ質問を送る機能です。Q&Aスライドの追加と質問の受付は、Freeを含む全プランで利用できます。
質問を表示前に確認するModerationは、Q&Aとは別の機能です。現在の主要プランでは、ProとEnterprise向けに案内されています。
Freeで質問を受けたい場合は、通常のQ&Aを使えます。承認待ちの質問を選別してから見せたい場合は、Moderationを利用できるプランと設定が必要です。
Q&AスライドでModerationをオンにする

発表前にMenti Liveの編集画面でQ&Aスライドを開きます。スライドをまだ追加していなければ、「New slide」から「Q&A」を選びます。
スライド上の回答部分をクリックし、表示される設定で「Moderation」をオンにしてください。これで、届いた質問を公開前に確認する準備ができます。
Q&Aスライドだけを使う場合、参加者が質問できるのはそのスライドを表示している間です。発表中を通して質問を受けたい場合は、Q&Aを全スライドで有効にする設定もあります。
参加者は、表示されたQ&Aの案内から「Open Q and A」を選んで質問を送れます。いつ質問を受け付けるかを、会の初めに知らせておくとよいでしょう。
会の準備では、誰が質問を確認し、何を基準に承認するかも決めておきます。発表者が話している間に別の担当者が確認する役割にすると、質問を受ける時間と答える時間を分けて進められます。
管理リンクを渡す相手を決める
「Moderation」をオンにすると管理用のリンクが表示されます。発表者自身が確認するなら「Open in New Tab」で開き、別の担当者に任せるならURLをコピーして渡せます。
質問を確認する担当者に、別途Mentimeterのライセンスは必要ありません。ただし、管理リンクにアクセスできる人は質問の管理を手伝えるため、担当者に限定して共有しましょう。
事前に、会の主題と無関係な投稿や対応に迷う質問をどう扱うか、発表者と担当者の間で話し合っておくと判断しやすくなります。リンクの準備方法はModerationの公式ガイドでも確認できます。
ApproveとRejectで質問を公開前に分ける

参加者から質問が届いたら、管理画面で内容を読みます。承認前の質問は、他の参加者や発表画面に公開する前に確認できます。
「Approve」を選ぶと質問は承認され、発表者の画面や参加者の端末に表示されるようになります。「Reject」を選んだ質問は、管理一覧から除かれます。
質問の内容が会のテーマと関係するか、個人情報などが書き込まれていないかを見て判断します。公式は、無関係な質問を除き、それ以外は参加者の賛成票も優先順位の参考にするよう勧めています。
答えにくい質問であっても、会の主題に関係するなら取り上げる余地があります。何を公開し、どの順番で答えるかを担当者と発表者で共有しておきましょう。
参加者がほかの人の質問を見られる設定を有効にしている場合は、質問に賛成票を付けられます。賛成票を使うかどうかも、参加者同士の質問表示設定と合わせて決めておきましょう。
承認した質問を取り上げ、答えたら回答済みにする

承認は、質問を公開できる状態にする操作です。発表画面でどの質問を強調して取り上げるかは、その後に選びます。
管理画面で承認済みの質問から「Show question!」を選ぶと、その質問を発表画面に強調表示できます。質問を読んでから発表者が答える流れです。
答え終えたら、質問を回答済みにします。Q&Aの発表画面では、選択中の質問に対してキーボードの「Enter」を押す方法も公式に案内されています。
賛成票が使える設定なら、その数も質問を選ぶ際の参考になります。会の目的に照らし、参加者が知りたいことを取り上げていきましょう。
匿名性と回答済み質問の削除は別に確認する
Moderationは、質問を公開する前に確認する機能です。質問者の匿名性は、Moderationのオン・オフとは別の設定で考えます。
Menti Liveの回答は標準では匿名ですが、Pro・Enterpriseで「Participant names」を有効にすると、Q&Aでは参加者名が表示されます。名前を表示する運用なら、質問を受ける前に参加者へ伝えておきましょう。
名前の収集をオフにしていても、質問文に本人が名前を書いたり、内容から誰の質問か推測されたりすることはあります。特に少人数の会では、何をどのように表示するかを事前に考えておくとよいでしょう。
「Reject」で質問を管理一覧から除くことと、回答済みの質問を削除することも別の操作です。発表中のQ&Aで「See all questions」を開くと、回答済みの質問をまとめて削除できます。
公式ガイドでは、この操作で削除された質問は、その後のExcel書き出しに含まれないと説明しています。記録を残す必要がある場合は、削除する前に扱いを確認しましょう。
まずはQ&AスライドでModerationを設定し、管理担当と承認の基準を決めます。質問を承認した後、発表画面で取り上げるものを選ぶという順で進めましょう。
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