
Mentimeterの使い方。初回の会議で投票とQ&Aを進める手順
Mentimeterは、会議や研修で参加者から投票や質問を集められるツールです。主催者が質問を画面に映し、参加者は手元のスマートフォンなどから回答します。
初めての会議では、選択式の投票を1問と、質問を受け付けるQ&Aを用意してみましょう。この記事では、会議中に進行する「Menti Live」を作り、参加者への案内、事前練習、当日の進行までを説明します。
会議中の投票にはMenti Liveを使う
会議の進行に合わせて投票するなら、Menti Liveを選びます。主催者が質問を表示し、回答を待ってから次のスライドへ進む使い方です。
ここでは、会議の冒頭に「今日、詳しく知りたい内容は?」と尋ね、その後にQ&Aの時間を設ける例で準備します。
主催者は投影し、参加者は各自の端末で答える

主催者はMentimeterのアカウントを用意し、パソコンでスライドを作ります。当日はそのパソコンから会議室のスクリーンに投影するか、オンライン会議で画面を共有します。
参加者は、インターネットにつながるスマートフォンやパソコンなどから、主催者が共有したリンクやQRコードを使って参加します。たとえば会議室では、スクリーンに質問を映しながら、各自のスマートフォンで選択肢を選んでもらいます。
投影画面を進めるのは主催者です。参加者は別の回答画面を開くので、事前に両方の画面を確かめておくと、当日も案内しやすくなります。
Liveに選択式の投票1問とQ&Aを追加する
HomeからLiveを作り、質問スライドを追加する
Mentimeterにログインし、「Home」の「New Menti +」から「Live」を選びます。新しいMentiの画面で「Start from scratch」を選ぶと、スライドの種類が表示されます。
ここでは最初のスライドに投票を作り、その次にQ&Aスライドを追加します。説明用のスライドは作らず、投票とQ&Aの2枚で進めます。
Multiple Choiceに質問と選択肢を入力する

スライドの種類から「Multiple Choice」を選びます。スライド上の質問欄をクリックして質問を入力し、選択肢の欄に回答候補を入れてください。
たとえば質問を「今日、詳しく知りたい内容は?」とし、選択肢に「スケジュール」「役割分担」「必要な準備」を入れます。会議の内容に合わせて、参加者が選べる候補に変えてください。
この例では一人ひとつを選んでもらいます。複数の選択肢を選べるようにしたい場合は、右側の「Edit」で「Multiple selection」をオンにします。
結果は初めの設定では棒グラフで表示されます。得点を集計して勝者を決めるQuiz Competitionとは用途が異なり、この例では参加者が知りたい内容をつかむために使います。
Q&Aは質問を受ける時間に合わせて設定する

投票の次に「+ New slide」から「Q&A」を選び、2枚目を追加します。Q&Aスライドは無料プランでも追加でき、見出しには「質問を受け付けます」などと入力できます。
Q&Aスライドを選び、右側の「Edit」から「Q&A settings」を開きます。「Allow Q&A on...」で「On Q&A slides only」を選ぶと、参加者はそのスライドの表示中に質問を送れます。
今回の例では、初めに選ばれている「On Q&A slides only」のままで進め、投票のあとにQ&Aスライドへ移ります。「ここから質問を受け付けます」と参加者に案内しましょう。
投票中を含め、発表中ずっと質問を受けたい場合は、同じ設定で「On all slides」を選びます。Q&Aスライドも置いておけば、質問に答える時間を参加者に示せます。
ここまでできたら、編集画面のスライド一覧に、質問と選択肢を入力した投票とQ&Aの2枚が並んでいるか確かめましょう。参加者側で回答できるかは、後のPreviewで確認します。
参加方法を共有し、本番前に練習する
参加リンクかQRコードを共有する
編集画面右上の共有アイコンを押すと、「Participant sharing options」が開きます。「Participation link」のリンクをコピーし、「QR code access」からQRコードをダウンロードできます。
会議の事前案内にはリンクを載せ、当日はQRコードも見せると、参加者がそれぞれの端末から参加できます。
数字の参加コードを案内する方法もあります。その場合、参加者は端末でmenti.comを開き、コードを入力します。
Liveの数字コードは、そのMentiを48時間使用しないと更新されます。同じMentiの参加リンクとQRコードは変わらないため、早めの案内にはリンクやQRコードを使い、数字コードを伝えた場合は当日も同じか確認してください。
本番のリンク・人数枠・参加設定を確認する
無料プランでは、複数のLiveを通じて月50人の参加者枠が基本です。1回ごとに50人という条件ではなく、枠はアカウントを作成した日を基準に毎月リセットされます。
上限に達したときに進行中のMentiは一定時間続けられますが、ほかのMentiの発表はすぐに制限されます。別のLiveを使った月や本番のテスト投票をする場合は、その分も含めて会議前に枠を確かめましょう(無料プランの条件、2026年10月時点)。
参加者に名前の入力を求める場合は、編集画面右側の「Interactivity」を開き、「Participant names」にある「Participant names are required」をオンにします。この機能はPro・Enterpriseプランで利用できます(参加者名の設定)。
組織のログインを必須にする機能はEnterpriseプラン向けで、組織の管理者による設定が必要です。利用する場合は、参加者にログインが必要なことを事前に伝えます(ログインの設定)。
ログイン必須の設定は、回答を受け始めたあとには結果をクリアせずに変更できません。テスト投票より前に設定を決めておきましょう。
回答は初めの設定では匿名ですが、名前を集める設定にする場合は参加者に伝えましょう。少人数の会議では、匿名設定でも回答内容から発言者を推測できる場合があります。
Previewと実際のテスト投票を使い分ける

まずはパソコンのブラウザで、編集画面の「Start presentation」の隣にある「Preview」を開きます。発表者側と参加者側の画面が表示されたら、参加者側に質問と選択肢が出て、選択肢を選び「Submit」で回答できるか確かめます。
発表者側に票が反映されるかを確認します。次に発表者側をQ&Aスライドへ進め、参加者側で質問を送る流れも試します。
Previewでの回答は本番の結果に保存されません。Previewに表示される参加コードも本番とは異なるので、参加者には共有パネルから取得した本番用のリンクやQRコードを案内します(Previewの公式ヘルプ)。
実際に配るリンクから参加できるか確かめたいときは、「Start presentation」で発表画面を開き、別の端末で本番のリンクにアクセスして投票します。このテスト回答は本番の結果に入り、無料プランでは月間の参加者枠にも数えられます。
テスト後、会議を空の結果から始めるには、編集画面の結果を知らせるバナーで「Clear results」を押し、「All slides」を選んで「Confirm」を押します。以前の回答は過去のセッションとして保存され、新しい空のセッションが作られます。
すでに本番の回答が集まっている場合は、何をクリアするか確かめてから操作してください(結果をクリアする手順)。
当日は投票からQ&Aへ進める
主催者が投票を表示し、Q&Aで質問を扱う
会議が始まったら、編集画面の「Start presentation」を押して発表画面に移ります。参加案内を表示するには、発表中に画面下のメニューから「Show joining instructions」を選ぶか、キーボードの「i」キーを押します。
参加者がQRコードやリンクから入ったら、投票スライドを表示し、「画面の選択肢を選び、Submitを押してください」と伝えます。回答を待ち、結果を見て、票が多かった項目から説明を始めるといった進め方ができます。
次に矢印キー、または発表画面のメニューでQ&Aスライドへ進みます。参加者にはQ&A画面の「Ask new question」を選び、質問を入力して「Submit」を押すよう案内してください。
参加者がQ&A画面を閉じた場合は、「Open Q&A」から再び開けます。
参加者同士が質問を見られる設定なら、ほかの人の質問に賛成票を付けることもできます。Q&Aスライドには最も賛成票の多い質問が表示され、答えたあとはEnterキーで回答済みにできます。
参加者が入れない・回答画面が進まない場合
数字コードで入れないときは、まず発表中のコードと案内したコードが同じか確認します。参加画面にログインを求められる場合は、ログイン必須の設定が有効か、必要な人が組織のログインを使えるかも確認してください。
「Presentation is closed」と表示される場合は、参加受付が閉じられています。編集画面右上の共有アイコンから「Participant sharing options」を開き、「Enable participation」がオンになっているか確認してください。
参加画面に「次のスライドを待っています」と表示されたら、主催者が次のスライドに進んでいるか確かめます。編集画面左上の歯車から開く「Settings」で「Type of Menti」が「Presentation」の場合、主催者がスライドを進めます。
主催者が先に進んだあとも、回答中の参加者が前の質問に残って送信できる場合があります。
投票1問とQ&Aを作ったら、参加方法を共有し、Previewで両方の画面を確認してください。本番のリンクを試す必要があればテスト後の結果も整理し、当日は投票からQ&Aへ進めます。
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