
MentimeterのAI AssistantでMentiを下書きする方法
研修や会議の進行を考えるとき、質問やスライドを一から組み立てるのに迷うことがあります。MentimeterのAI Assistantは、目的を伝えてMentiの下書きを作ったり、作成途中の内容を直したりするための機能です。
編集画面からチャットで依頼でき、手元の資料を基にした作成にも使えます。生成された内容は通常の編集画面で見直し、会の目的や参加者に合わせて調整します。
編集画面の星アイコンからAI Assistantを開く

まず、作成中のMenti、または新しく用意したMentiを編集画面で開きます。画面右側の星アイコンを選ぶと、AI Assistantのパネルが開きます。
パネルには、作りたい内容や直したい点を文章で伝えられます。資料を基にしたい場合は、ファイルを添付して依頼することもできます。
たとえば研修の冒頭に使うなら、「参加者がこれまでに経験したことを聞きたい」と目的を伝えるところから始められます。返ってきた下書きを見て、話題や質問が研修に合っているかを確かめましょう。
同じMentiを2人以上の共同編集者が同時に編集中は、AI Assistantを利用できません。共同作業で使いたいときは、編集する時間を分けて進めます。
新規作成、既存の修正、資料からの作成を選ぶ

AI Assistantには、現在の準備状況に合わせた3つの使い方があります。何も決まっていない段階なのか、途中まで作っているのか、参考資料があるのかで依頼を選べます。
新しいMentiを下書きする
会の目的を伝え、新しいMentiのスライド一式を下書きできます。たとえば「社内会議で改善案を出し合いたい」と伝え、会話や回答のきっかけとなる構成を考えてもらう使い方です。
生成されたスライドは、そのまま完成版にする必要はありません。質問が会の目的に合うかを見ながら、必要な部分を残して調整します。
作成途中のMentiを修正する
すでにスライドがある場合は、そのMentiの文面や構成について修正を依頼できます。公式ガイドは、文体の調整、文章を簡潔にすること、スライドの追加や構成の組み替えを例に挙げています。
たとえば、専門用語の多い質問を参加者に伝わる表現に直したい場合は、その意図を伝えます。変えた後も、もとの質問の意味が保たれているかを確認しましょう。
手元の資料を基に作る
既存の資料があれば、AI Assistantにファイルを渡し、その内容を基にMentiを作成できます。公式は、既存のスライド資料を取り込み、前後に参加者との対話に使うスライドを加える使い方も案内しています。
説明資料がすでにあるなら、その内容を踏まえて質問を考える手がかりにできます。生成された質問が資料の意図と合うかは、資料の作成者や発表者が見直してください。
資料を渡すなら1ファイル25MBと情報の扱いを確認する
AI Assistantに添付するファイルの上限は、公式ガイドでは1ファイルあたり25 MBです。
一方、Menti LiveでAIを使わない通常のスライドインポートはBasic・Pro・Enterprise向けで、上限は60 MBです。取り込んだスライドは静止画像になるため、AI Assistantへの資料添付と分けて考えます。
資料の内容はAIの処理に使われます。MentimeterのAIに関する方針では、機能に必要な指示やMentiの内容などをモデル提供者に送り、現在は米国内で処理すると説明しています。
同方針では、提供者が不正利用の監視などのためデータを最大30日間保持する場合があり、顧客のコンテンツをモデル学習に使わせないとも案内しています。フリーテキストの依頼には個人情報や機微情報を入力しないよう、公式は注意を促しています。
社内資料を渡す前には、組織の利用規則を確認し、添付する内容が必要かを判断しましょう。会の目的や背景だけで足りるなら、非機密の要約を伝える方法もあります。
FreeでもAI Assistantの画面を開ける
今回の確認では、Freeアカウントの確認用MentiでAI Assistantを開き、指示の入力画面まで進めました。パネルはBeta表示で、自由入力欄と「Attach file」の入口が見えました。
この確認では実際の生成や添付を試しておらず、利用回数の上限も確認していません。Mentimeterの料金表には、Freeプランに「Menti AI」が記載されています。
AI Assistantが見当たらない、または使えないときは、まず同じMentiをほかの人と同時に編集していないか確かめます。Enterpriseのワークスペースでは、所有者や管理者が「Workspace Settings」の「AI tools」でAI機能を無効にしている場合もあります。
組織のMentiで利用したい場合は、管理者に設定や利用方針を確認してください。
下書きは通常の編集画面で質問とスライドを見直す

AI Assistantが作成した内容は、通常の編集画面で文言やデザイン、スライド設定を調整できます。発表前に、参加者が答えやすい質問になっているかを一枚ずつ確かめましょう。
質問文は、参加者になじみのない用語や曖昧な表現がないかを見ます。選択肢がある質問では、偏った選び方を誘っていないか、必要な選択肢が抜けていないかも確認します。
資料を基に作った場合は、数字や固有名詞が元の資料と一致しているかも大切です。説明と質問の順番を見直し、投票方法など各スライドの設定が会の進め方に合うよう整えます。
このAI Assistantで結果を扱う機能は今後の予定
編集画面のAI Assistantについて、2026年10月時点の公式ガイドは、結果からのAIインサイト、参加者の回答についてのチャット、結果を基に次のMentiを作る機能を今後の予定として挙げています。
ChatGPTやClaudeからMentimeterへ接続する機能も、ここで扱う編集画面内のAI Assistantとは別です。
まずは目的に合う下書きを作り、通常の編集画面で自分の会に合わせて整えましょう。
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