
Mentimeterは無料で足りる?参加人数と機能で選ぶ方法
小規模な会議や授業でMentimeterを試すなら、まず無料の「Free」で必要な質問を作れるか、月間の参加者数が収まるかを確認しましょう。Freeでも投票やWord Cloud、Quiz、Q&Aを使えます。
毎月の参加者が多い場合や、結果の書き出し、複数人での共同編集が必要な場合は、有料プランが候補になります。料金を比べる際は、参加者の人数に加えて、資料を作り発表する人の人数と利用期間を見ることが大切です。
無料版の質問は原則無制限、参加者の月間基準は50人
Freeでは、質問スライドや説明用のContentスライドを原則として数の制限なく作れます。ただし、一つのプレゼンテーションに入れられるスライドの合計は200枚までです。
Menti Liveの参加者は、複数の発表を通じて月間50人が基準です。枠はアカウントを作成した日を基準に毎月リセットされるため、月初に切り替わるとは限りません。
たとえば月に数回、小規模な会議で投票を使い、参加者が月50人以内に収まるなら、Freeから試せます。結果の書き出しや共同編集も必要かどうかを、あわせて考えておきましょう。
50人を超えた発表は中断されず、次の発表に制限がかかる

発表中に月間50人を超えても、参加者が途中で追い出されることはありません。その発表は、最大8時間続けられます。
ただし、上限を超えた後は、月間枠がリセットされるか、有料プランに変更するまで次の発表を始められません。たとえば社内説明会に60人が集まった場合、その回は続けられますが、別の会を続けて始める予定なら、この条件を踏まえて準備が必要です。
この月間枠はMenti Liveについての説明です。公式ヘルプでは、現時点でMenti FormとPulseの参加者はFreeの月間枠に算入しないと案内されています。
Basicは参加人数の月間枠を外し、結果の書き出しと資料の取り込みを使える
月間50人を超える発表を繰り返す場合や、回答結果をファイルで共有したい場合は「Basic」を検討できます。Menti Liveの月間参加者数の制限がなくなり、結果をExcelやPDFで書き出せます。
たとえば一人の担当者が毎月複数の研修を進行し、投票結果を後から社内に共有する場合、Basicの書き出し機能が役立ちます。参加者の人数と、ライセンスが必要な発表者の人数は別に考えます。
Basicでは、PowerPoint、Keynote、PDFの資料も取り込めます。取り込んだスライドは静止画像になるため、アニメーションは引き継がれず、Mentimeter上で文字を直接編集することもできません。
Pro・Enterpriseが必要になる機能を見分ける

「Pro」では、共同編集や独自のロゴ・デザイン、Q&Aのモデレーションなどが使えます。Q&Aのモデレーションは、参加者から届いた質問を管理するための機能です。
たとえば複数の講師が同じ資料を編集して発表するなら、Proが候補になります。発表する人はそれぞれ自分のアカウントと有料ライセンスが必要なので、講師の人数も予算に入れましょう。
組織全体のアカウント管理が必要なら「Enterprise」を検討します。社内の認証でログインするSSOや、利用者アカウントを連携して管理するSCIM、参加者認証などが案内されており、料金は個別見積もりです。
有料でもQuizと大規模な発表には人数の条件がある
有料プランでは月間参加者数の制限がなくなりますが、Quizタイプの参加者は2,000人までです。大規模なイベントでQuizを使う場合は、通常の投票と区別して人数を確認しましょう。
また、2万人を超えるMentiを予定する場合、公式ヘルプは少なくとも2営業日前に連絡するよう案内しています。
BasicとProの「月額」は年払いを月換算した税別表示

2026年10月30日に確認した一般向け料金ページでは、Basicは€14、Proは€28と表示されていました。どちらも発表者1人あたりの月換算額で、年払いを前提とした税別価格です。
月換算額を12倍すると、発表者1人分の税別基準額はBasicが年€168、Proが年€336です。いずれも月ごとの契約ではなく、原則として12か月分を契約開始時に前払いします。
たとえば最初から2人が一般向けBasicで発表するなら、表示額の単純計算では税別の年額基準が€336になります。税や契約条件を反映した請求合計ではないため、実際の購入額は確定前の画面で確認してください。
ここで示したのは確認時のユーロ表示です。日本での購入に適用される通貨や税額を含む請求合計は、この表示だけでは分かりません。
授業には教育向け、単発イベントにはConferenceも比較する
教師・学生向けの料金ページには、同じ確認日時点でBasicが€11、Proが€17と表示されていました。いずれも発表者1人あたりの月換算・年払い・税別価格で、教育機関向けの「Campus」は個別見積もりです。
毎月の授業で使うなら、一般向けだけでなく教育向けの条件も比較できます。教育価格の資格確認方法や日本の学校での適用条件は、申し込み前に確認しましょう。
一度きりの大会やイベントなら、年契約とは別に「Conference」も選択肢です。購入日から30日間利用でき、年契約は不要です。
確認時の税別表示は、最大4人の発表者を含むSmallが€350、最大20人のLargeが€750でした。複数人が発表する単発イベントでは、利用期間と発表者数を一般向け年払いと比べてみてください。
選ぶ前に発表者数、請求合計、更新日を確認する
プランを選ぶときは、発表する人を何人分用意するかを先に数えます。参加者が多くても発表者が1人なら1人分、2人がそれぞれ発表するなら2人分のライセンスを基準に考えます。
BasicとProは原則として年ごとに自動更新されます。管理画面の「Billing」で更新日と状態を確認でき、更新前に自動更新を停止することもできます。
契約途中でライセンスを追加する場合は、残りの契約期間に応じた金額が購入確定前の画面に表示されます。購入時には通貨、税、ライセンス数を含む請求合計を確認しましょう。
まずは開催回数と参加人数を整理し、Freeで足りるかを考えてみてください。書き出しや共同編集が必要なら該当プランを選び、最新の料金表示と請求条件を確認してから申し込みましょう。
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