
参加型オンラインイベントの企画例|質問・投票を活かす進行
最終更新日:
阿部 隼也
AIイノベーションズ 代表取締役社長 | x.com/ai_abe_shunya
参加型オンラインイベントは、問いを並べるより、回答を誰が見て進行のどこへつなぐかを決めると企画しやすくなります。ここでは講演中心の45分ウェビナーを想定し、開催前から終了後までの進行例を紹介します。
参加者に何を尋ね、誰が結果を扱うか決める

司会は参加方法と時間を案内し、登壇者は投票結果を受けて説明を調整します。質問整理担当は届いた質問をまとめ、登壇者に渡す役割です。
この分担は運営上の提案で、必ず別々の担当者が必要という意味ではありません。質問の量に応じて司会や共同ホストが整理を兼ねれば、少人数の配信でも運用できます。
開催前に質問の入口と案内文を用意する

告知には参加リンクまたはQRコードを添え、「今回知りたいこと」を事前に送れると案内します。Slidoの参加ガイドによるとイベントコードは設定した開催日程中に使い、リンクやQRコードなら日程外にも質問を集められます。
事前Q&Aの公式ガイドでは、参加者が他の質問に賛成票を付ける方法も案内しています。質問整理担当は票数を関心の手がかりとして見て、似た質問をまとめておくと当日の回答順を考えやすくなります。
45分の進行例で投票とQ&Aの置き方を見る

以下は講演中心のウェビナーを想定した進行例です。時間配分はモデル案なので、登壇内容や参加者の規模に合わせて調整します。
- 0〜5分: 司会が参加方法を案内し、「このテーマを扱った経験はありますか」とウォームアップ投票を出します。結果に差があれば、登壇者は説明の前提を短く補います。
- 5〜25分: 登壇者が本題を説明し、区切りで「このケースで次に確認する項目はどれですか」と理解確認を置きます。回答が分かれた選択肢を取り上げ、その理由を説明します。
- 25〜40分: 質問整理担当が似た質問をまとめ、賛成票も参考にして登壇者へ渡します。登壇者は関係する質問をまとめて答え、取り上げきれない分は終了後に案内すると伝えます。
- 40〜45分: 司会が「明日試せそうなことは何ですか」と振り返りを募り、次回の企画に使える回答を残します。質問数や投票数は参加反応の一部として扱い、学習成果とは区別します。
答えきれない質問と終了後の案内を考える
終了時に未回答の質問を分け、誰がいつまでに答えるかを決めて、参加者が見つけられる場所へ返答を共有します。個人や顧客に関する相談は公開Q&Aへ載せず、個別窓口につなぎます。
質問整理担当が人手で内容をまとめることと、Slidoの公開前Moderation機能は別の方法です。製品のModerationを使う場合は、契約種別ごとの利用条件を公式ヘルプで確かめます。
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